はい、というわけでチラシの裏第2回目です。
1回目はこちら↓
普通こういうのって連続で投稿しない?
と思う方もいると思いますが、所詮は思いつき書いているだけです。
なので思いついたときに書けばいいのです。(暴論)
というわけで思いついたことをザっと書いていきます。
主に人手面に見えるローコストっぽさ
アイ工務店の売り文句は「高性能の家を適正価格で」です。
実際、性能や標準の仕様を見ると大手よりもいいと思う箇所もあります。
大手では窓の標準はアルミ樹脂複合サッシがほとんどです。
アイ工務店は標準で複合サッシとオール樹脂サッシの中から選べます。
たしか前者がサーモスX、後者がAPW330だったかな?
また、大手では一条以外のメーカはC値について明記していません。
アイ工務店は気密性能も売りにしていて、C値1.0を目標値として提示しています。
(標準だと気密測定はないですけどね。)
気密測定をやること自体は嫌な顔しないですし、上記を示しているのは良心的だと思います。
追記:2020年7月ごろに広告でC値0.5を提示していました。
実績を積んで自信がついたのでしょうか?
水回りの設備についても標準の時点でそれなりにグレードはいいほうです。
特にLIXILのキッチンは標準で最上位グレードのSIを使用できるのは素晴らしい。
水回り設備を統一した時のオプションサービスも結構豪華です。
屋根も外壁も悪くない。
屋根は標準で瓦が使えるし、外壁も(確か)FUGEプレミアムが標準。
どちらも耐久性に優れており、メンテナンスコストを抑えることができる。
アイ工務店はローコストとは言われているけど坪単価でいうと標準で55~60万くらい。
ローコストという割にはそれなりの価格ではあるんですよね。
でもやっぱりローコストの部類ではあるし、でも標準仕様は悪くない。
じゃあアイ工務店のローコストっぽいところってどこだろうか?
まず、構造用合板にノボパンを使っているところですかね。
ノボパンはコストも安いし強度も高く釘が抜けにくいという特徴があります。
ただし、透湿抵抗高く、内側からの湿気を通しにくいため、壁内結露を誘発する
という欠点があるため、大手ではもっと透湿抵抗が低いものを使用するのが一般的なようです。
一方で、これのおかげで耐震性を高めている部分もあるようです。
家の性能にかかわる部分でいうと、これぐらいしかローコストっぽいところは見当たらなかったです。
人件費も抑えているようで、営業さんが間取りも担当しているようで負担が大きいようです。
クロセの場合は決算期という1年の最もピークの時期に打ち合わせが始まりました。
たまたま営業さんにプラスして設計士さんが入るという状況になりましたが、普段は営業さんが設計も兼任するようです。
ちなみに営業さんはちゃんと建築士の資格を所持していますのでご安心を。
大手では打ち合わせの飲み物をお話する人とは別の人が入れてくれました。
アイ工務店の場合は営業さん自ら飲み物を運んでました。
こういうところで人件費を抑えているようですね。
また、営業さんは多忙なためかちょくちょくスケジュールの調整ミスが発生していました。
クロセは確か3回ほど当日・前日にスケジュールミスったので別の日にってことがありました。
人によっては結構許せないポイントかも(;´Д`)
あ、ちなみにクロセは「そっすか。いっすよー」ぐらいのノリでした。
アイ工務店の場合コーディネータさんが社外の人でした。
クロセも例にもれず、社外の人と話を進めました。
会社で抱えていると給料が継続的に発生するでしょうしね。
いい感じに仕事してくれているので全く気になりませんが。
自分が聞いた中では少なくとも積水ハウスは社内にコーディネータさんがいたはずです。
パンフレットがないのもローコストっぽいですね。
ある程度ローコストのメーカでも自社紹介用のパンフレットとかあったりするものですが…
(少なくともヤマト住建ではもらいました)
アイ工務店は本当に全くもらわなかったです。
実例集とか家の概要は全部ホームページで見てくださいと言われました。
設備プレゼン用の資料もすべてA4の紙に印刷してファイルにまとめたシンプルなものでした。
あと水回り設備にオプション付けたら結構な追加費用が取られました。
恐らく、標準仕様がかなり控えめになっており、オプションの分が定価のままなのでしょう。
その差で差額が大きく見えるのでしょう。
ざーっと上げましたがこんなところです。
正直、思ったよりも家自体にローコスト感はないなと感じました。
アイ工務店特有の特徴みたいなものはないかも
前述のとおり、アイ工務店はローコストのわりに全体的に標準仕様は悪くないと思います。
ただ、アイ工務店の建てる家特有の特徴は?と聞かれると正直出てこないです。
大手は各社特有の売りみたいなものがありますよね。
ダイワハウスは家事動線とか高い天井で売り出していますね。
一条は言わずもがな高気密・高断熱と全館床暖房
へーベルハウスはへーベル板
ミサワホームはパネル接着工法と制振装置MGEO
積水ハウスはダインコンクリートとベルバーン
etc…etc…
加えて最近はローコストメーカでもそういったメーカをちょくちょく見ますね。
アイフルホームならLIXILの設備やセシボ極の高気密・高断熱。
クレバリーホームも高気密・高断熱だしタイル外壁が有名。
ヤマト住建だとYUCACOシステムとか制振装置エヴォルツ、LCCM住宅推奨とか。
泉北ホームだとフル装備は有名ですが、最近は気密性能の高さも広まってきましたね。
ここに挙げたのはほんの一部に過ぎないですが、結構特徴ってありますよね。
けどアイ工務店ってそういうわかりやすい特徴みたいのがないなーと感じます。
一応アイ工務店自信はスキップフロアやハーフ収納などの空間を使った間取りですかね。
1mm単位での設計というのを売りにはされているようです。
しかし他のメーカでも今ではスキップフロアもハーフ収納も珍しくなさそうです。
1mm単位の設計もその恩恵を感じたことは正直ないですね。
というかスキップフロアもハーフ収納も元々ミサワホームのパクリ…なんでもないです。
けど総合的には悪くないと思うんですよね。
クロセの中ではローコストメーカ界の積水ハウスと呼んでいます。
積水ハウスも売りとなる外壁はあるものの、家の特徴と聞かれると?て感じなんですよね。
けど総合的に優秀。とがってないけど優等生なイメージです。
そしてアイ工務店にも同じものを感じます。
何か家に特色を持たせたい場合は、施主自身の実力が問われることでしょう。
あ、1点だけ建物の特徴ではなく会社の特徴。
従業員はいろいろなメーカから集められているようです。
多様なニーズに答える自由度というか、対応力は割とあるんじゃなかなとは思います。
今回はここまでです。
項目としては2つでしたが、思ったより文章量が多くなりました。
また思いついたことがありましたら適当に殴り書いていきます。
では。
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