家を建てる際の営業さんとの付き合い方を考える~施主編~

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先日、ツイッターで過去にはまったゲームの話になったのですが、ウルティマオンラインが話が出てきて驚きました。

ウルティマオンラインとは世界で最古のMMO、いわゆるネットゲームといわれるものです。
昔のゲームなうえ、海外で作成されたゲームのため、キャラクターは日本のかわいらしい感じとは真逆の、妙に不気味な感じの見た目でした。

ゲーム自体は明確な目的がないゲームで、とにかく自由度が高く面白かったです。
何ならMMOなのにひたすらチャットに興じる人も珍しくないゲームでした。

クロセは高校時代と大学時代に合計2年ほどプレイしていたゲームですが、日本では正直そこまで有名なMMOではありませんでしたので、まさか家系ブログを盛り上げる会のメンバーに経験者がいるとは思いませんでした。

では本編入ります。

今回の記事は以下の記事の続き物になります。

前回の記事では営業との付き合い方についてクロセなりの考え方を述べてきました。
ざっくりというと、営業さんとは家を建てるという仕事を共に進めるビジネスパートナーとして見ていたということと、その営業さんに求める能力を上げていきました。

今回はビジネスパートナーとして施主側が何ができるのか、何をすべきなのかクロセなりに考えたことを書き起こしていきます。

施主側もビジネスパートナーである以上、やるべきことは色々あります。
お金を渡してあとはお任せでは満足のいく家は建ちません。

お互いに協力し合ってこそ、満足度の高い家が生まれるのです。

施主ができること

当然ですが、実務面において我々が手出しできることは何もありません。
そこは専門家であるメーカ側の仕事です。

では、施主側ができることは何かをクロセなりに考えたことを記載していきます。

勉強

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前回述べましたが、施主側はどんなに勉強をしても素人の域を脱することはまず不可能です。
どんなに勉強しても経験では圧倒的に営業より低いわけですからね。

しかし、だからといって勉強をしない理由にはなりません。
むしろ、どんなに頑張っても素人だからこそ、少しでも多く学ぶ必要があるのです。

こちらが勉強をすればするほど、営業が説明する手間が省け、仕事がスムーズになります。
要望を一つ出すにしても、より具体的な案が出せるようになるでしょう。

また、こちらが普通の人よりも知識があることをアピールすることで、営業さんのこちらを見る目が変わるというのもあります。
営業になめられにくくなりますし、真剣さが増すことでしょう。

営業の能力を見極めたり、嘘をつかれないためにも勉強は大事です。
勉強をしておくことで、明らかにおかしなことを言っている営業にはすぐに気づけます。

仕事に例えてみましょうか。
これから一緒にするビジネスについて全く無勉強で挑んだりするでしょうか?
まず間違いなく、何かしら下調べをして挑みますよね。

家を建てる時も同じことです。
目標に向かって勉強をすることで、初めて一緒に”家を建てていけるのです。

要望の管理

「チェックリスト いらすとや」の画像検索結果

快適な家を建てるために、施主からいろいろな要望を出すわけですが、クロセは要望の管理を施主側がすべきだと考えております。

いやいやいや、普通に考えてこちらの要望も営業が管理すべきでしょ!?

そんな人も少なくないと思いますが、私はそうは思いません。

まず、営業は私たちだけを相手にしているわけではありません。
一人で何人もの施主の相手をし、施工の手配をしているわけです。

我々からしたら唯一の家でも、営業から見たら何人かいる相手の一人にすぎません。
何人もの相手の、何十個もある要望を正確に管理しきるなんて無理な話なんです。

一方で、我々にとっては唯一の家であり、要望も感情や経験から要望を出すわけです。
当然、営業よりも記憶に残るわけですから施主が管理したほうが圧倒的に楽なわけです。

仕事でもクライアント側が要望を管理するなんて言うのは珍しくないですよね。

とはいえ、全く管理しようとしない営業もどうかとは思いますが…
基本的には施主の要望は施主が管理したほうが確実でしょう。

要望を管理するコツとしてはとにかく記録に残すことだと思います。
スマホでもメモ用紙でもなんでもかまいませんので、とにかく書き起こしましょう。

記録に残せばそのまま営業さんとも情報が共有しやすいですし、証拠にもなります。
チェックリストにしておけば、達成したものからチェックするだけなので管理も楽ですね。

モチベーターとして営業を励ます

「いらすとや 応援」の画像検索結果

施主にとって一番大事な役割といえるかもしれません。

結論からいうと、モチベーターとして大切なことは、自分が営業の立場の場合に「一緒に働きたい。この人のためにいい家に仕上げたい。」と思わせることだと思うんですよね。

例えばちょっとしたミスに全力で怒るような相手と一緒に仕事をしたらげんなりしませんか?

あまりにも気が抜けているようであれば叱ることも大事です。
ただ、一生懸命にやっている中でのちょっとしたミスにいちいち怒ってたら、しまいにはミスを隠されてしまうという可能性も出てきます。

怒りに任せて怒るのはよろしくないですが、相手のモチベーションが落ちないように叱ることも、とても難しい行為なんです。
安易に使うべきではないと思います。

普段からしっかりやっている人にも関わらずミスが増えてきたら、疲れていないか気遣ってあげることも、モチベーションを上げる手段の1つです。

他の人のブログを見ると、割とどうでもいいようなことや取り返しがつくような内容でも営業に不満を漏らすというか感情的に怒っているような記事を見かけます。
(実際の様子はわかりませんが)

個人的にはそれは悪手だと思っています。
怒るのは個人的には論外ですが、叱る行為はここぞというときに使うから効果的だと思います。

ちょっとしたミスであれば、むしろ一緒に解決の手段を考えたり、挽回するためのチャンスを与えるほうが効果的だと思います。

一方で、最初から仕事がいい加減だったり、同じようなミスを繰り返しても治らないようであれば注意することも大事ですし、最悪は営業を変えることも考慮しましょう。

無理なお願いをしない

前述したモチベーションにも関係しますが、無理なお願いは控えましょう。
業務の進行が遅れますし、クレーマー的な扱いを受けてしまう可能性があります。
代表的な行為は値引きですね。

当たり前ですが、営業にとっての上客は金払いのいい施主です。
ここでいう金払いがいいとは大きい家を建ててくれるという意味ではありません。
(それも考慮されるとは思いますが)
適正な価格を支払ってくれるお客様です。

なにかと値引きを要求するお客さんは、営業にとって厄介者以外の何物でもありません。

自分が営業の立場でも、ことあるごとに値引き値引き言われたらげんなりするでしょ?
営業にとっても得する話を交換条件として持ってくるならまだしも、ただただ高いから安くしろというのは利益が減る行為なんですよ。

仕事でもケチなクライアントの仕事を引き受けるくらいなら、もっとお金を出してくれる仕事相手を選ぶor優先しますよね。

価格を吹っ掛けられていると感じたら話をすることも大事ですが、
相手にメリットのない値下げ要求は諸刃の剣であることを自覚しましょう。

逆に言えば、相手にメリットがあればいいのです。
よくあるのは見学会への使用を許可することですね。
というかこれ以外に交渉材料があるのか知りませんが(´∀`;)

あとは、高いと感じたら素直に坪数やオプションを減らしたり、家のグレードを下げましょう。
また、そういったことがないように、あらかじめ余裕を持った予算にしておきましょう。

ハウスメーカの選択によって、ある程度の価格帯が決まってきます。
仕事相手、つまりメーカ選びは慎重に。

納得するまで調べる

話をしているうちに、そういえばこれどうなっているっけ?ということがよくあると思います。
そういった疑問は必ず調べるか営業さんに聞くようにしてください。

後になって「そんなの聞いていないです!」なんて言っても手遅れです。
どんな些細なことでも、ビジネスパートナーである営業さんには相談するべきです。

仕事でもわからないことをそのままにしていたらよくないですよね?
せっかく知識が豊富なパートナーがいるんですから使わない手はありません。

そういったことも含めてお金を払って雇っているわけですから、遠慮をする必要はありません。
同僚に聞くぐらい気軽に聞いたらいいと思います。

まとめ

繰り返しになりますが、クロセが考える施主がやるべきことをまとめておきます。

 ・ある程度対等な話ができるように勉強する
 ・自分の要望を営業に伝え、結論が出たか管理する
 ・パートナーである営業のやる気を高める雰囲気を作る
 ・相手にとってメリットがない無理なお願いはしない
 ・些細なことでもわからないことは聞くor調べる

自分なりの考えですが、皆さんはどう感じたでしょうか?
今回の要素はどれも一緒に家を作り上げるなかで大事と思うものを抽出してみました。

家づくりというのはハウスメーカだけでするものではありません。
施主が一緒に作るという意識が大切だと思います。

前回と今回の記事では、施主はお金を出して仕事を依頼するクライアント営業はお金をもらって仕事を引き受けるビジネスパートナーに例えてお話してきました。

仕事を任せる際に、お金だけ出して後は任せた!といって満足のいく仕事につながるでしょうか?
「施主にとって快適な家を建てる」という目標だけ伝えられても、打ち合わせも適当、要望もはっきりしない上に施主は知識ゼロでは、目標を達成するのは困難でしょう。

お金を出すだけでなく、お互いにやれる役割を考えて動くことが大事だと思います。

今回挙げた事項は、あくまでクロセが考えた要素にすぎません。
参考にはなるかもしれませんが、答えではないと思います。

ですので、ぜひ皆さんも自分がどう動けばいい仕事ができるのか、ぜひ考えてみてください。
その考えがきっとあなたの満足度につながっていくはずです。

本音を言えばお金と要望を出せば最適な家が出てくる状況が一番なんですけどね。
残念ながら、ハウスメーカの現状を見る限りでは施主も動かなければならない状況だと感じます。

そしてそれは、メーカ側の怠慢ですよと最後にを吐いておきます。
施主側が自主的に動くことは大事だと思いますが、
それが当たり前だと思わないでください。

では。

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