そのベランダは必要ですか?

設備
スポンサーリンク

先日、息子が1歳の誕生日を迎えました。
1歳になったからといって何かが変わるわけではないですが、
やっぱり親としては色々と想いが湧いてきますね。

産まれたころは3kgで寝てることしかできなかった息子が
今では10kgほどに成長し、日々狭い部屋を歩き回っています。
早くマイホームを建てて広い場所で暴れさせたいですね。

では本題に行きます。
今回はベランダの必要性についてです。

マンションやアパートでは当たり前のようにあるため、
マイホームにも設置する人が多いと思います。

クロセも当初はべランドを設置する予定でしたが、
色々と考えてなくすことにしました。

というわけでクロセがベランダをなくすに至った考えを
話していきたいと思います。

決してベランダをなくすことを推奨するわけではないですが、
全体的にネガティブなお話になります。

ベランダをなんとなくで計画している人は、
本当に必要かを考えるきっかけになればなと思います。

ベランダ干しは天候や環境に左右される

ベランダが一番利用される目的は洗濯物の干し場所としてだと思います。

2Fであれば近くにビルでも建たない限り日差しがよく通ります。
乾くときの水蒸気も外に干しておけばこもることもなく、
晴れている日であれば数時間で乾いてくれることでしょう。

こうしてみるとベランダで干すという選択肢は、
非常に有効なように見えます。

しかし、ベランダで洗濯物を干す場合、
天候に左右されるデメリットが付きまといます。 

洗濯物は雨が降ってしまうと外で干すことができません。
また、風が強いと洗濯物が飛んでしまう可能性があります。

加えて、昔はそこまで気にするものではなかったのですが、
現在では花粉の量が増え、中国から流れてくるPM2.5が問題になっています。

それ以外にも交通量が多い土地の場合、
車の排気ガスも洗濯物に付着するよごれの原因になります。

いずれも見た目にわかりにくく、影響もすぐに出るものではないですが、
徐々に蓄積して体に影響を及ぼすものです。

特に子持ちの場合は影響も出やすいので避けるべきでしょう。

上記のことを考えると、昔と違って外で干す行為は
あまりいいものではないと考えています。

今は室内干しの選択肢がある

今は家庭用の乾燥機が非常に充実しています。
特にガス乾燥機の乾太くんなんかは非常に好評な意見をお聞きしますし、
比較的導入が容易な電気乾燥機もあります。

乾燥機を使用する場合は衣服の材質によっては縮むという欠点がありますが、
数時間程度で確実に乾くという点は便利ですね。

また、昔に比べて家の高気密化も進みつつありますが、
高気密の家であれば換気効率が非常に良いため、
室内干しでも普通に洗濯物が乾きます。

乾きにくい大型のものも、ユニットバスに浴室乾燥機を付けることで、
数時間で容易に乾かせます。

日光に干すことで得られる恩恵も確かにあるのですが、
今は室内で干せる環境が容易に整いますし、
あえてベランダを用意するほどではないかと思います。

家の中で干せる環境を最初から作ってしまったほうが、
天候にほとんど左右されずに洗濯をすることが可能です。

洗濯機の近くに干す場所を作ることで、
いちいちベランダに洗濯物を運ぶ必要もありません。

コストがかかる

ベランダは初期費用も維持費も安くありません。

参考までに、私がアイ工務店に3畳ほどのベランダを入れてもらったときは、
40万ほどの費用が見積もられていました。
オプションとして考えると決して安い金額ではないと思います。

維持費としても10年ごとに10万円ぐらいの費用が発生します。
広さによっても多少左右しますがおおよそこの程度のようです。

30年まで使う場合、メンテナンスは2回発生するので、
初期費用と合わせると60万ぐらいかかることになります。

一応、防水塗装を一般的なFRPから金属防水にすることで、
維持費を抑えることができるそうですが、
それでも合計50万ぐらいはかかると考えたほうがいいでしょう。

1Fのベランダであればさらに費用を抑えることができると思いますが、
その場合、2Fと違って日射の確保を十分に考える必要があります。

使い道が少ない

そもそもの話ですが、ベランダを作った際に、
洗濯物を干す以外の使用用途は考えているでしょうか?

ある程度の広さを確保できるなら、
BBQをしたり植物を育てたり休憩所にしたりなどはあるかと思いますが、
広さを確保するにはそれなりに金額が必要です。

普通のサイズでは洗濯物を干せるくらい。
水道を付ければ洗い物をすることもできますが、
結局それぐらいしか使い道がないんですよね。

それだけのためにあなたは数十万の費用を出せますか?
クロセは出したいとは思わないので結局なくしました。

洗濯動線を考えるのが難しい

これは土地の広さにもよるのですが、
ベランダに干しに行くとなると動線を考えるのが難しいです。

例えば、よくある間取りとして1FにLDKと洗濯機、2Fベランダという間取りの場合、
洗濯物を一度2Fに干しに行ってリビングに戻り、
乾いたらまた2Fに取り込みに行ってクローゼットに入れるという動線になります。

ぶっちゃけ面倒ではないですか?

同じ階に全て集約させるということもできないことはないですが、
その場合LDKが狭くなったり、同じ階でも遠い位置にあったり、
よっぽど土地が広くないとなかなかスムーズな動線にならないと思います。

だったらベランダなんてつけなくても、
例えば外に干したいなら洗濯機の近くに勝手口でも設けて、
その近くに干す場所を設けたらいいと思います。

土地の広さ的にどうしても2Fにつけないといけないという場合は、
そもそもベランダの必要性をよく考慮されるべきだと思います。

クロセ家の洗濯動線

クロセ家の場合は洗面所を少し広めにして洗濯機を置けるようにし、
ホスクリーンと呼ばれる物干しざおを引っ掛ける場所を作りました。

これであれば洗濯後はその場で干すことができます。
クロセの家はリビングと洗面所が隣り合わせのため、
乾燥後に取りに行くのもそこまで面倒ではありません。
クローゼットには、寝るときにでも主寝室に持っていけばOKです。

室内干しで十分に乾くのかという点については、
クロセの家は気密性を表すC値=0.8以下(低いほど高気密)で保証されており、
換気効率がいい家になるので室内干しでも問題ありません。

加えて、クロセは今回湯沸かし器にエコジョーズを採用しましたが、
エコジョーズについてくる浴室乾燥機「ヌック」が非常に高性能であり、
乾きにくいものは浴室で乾かすことができます。
浴室と洗面所が隣なので動線的にも問題ありません。

余談ですが、ホスクリーンというのは↓のような金具です。

工務店にお願いする場合は施工費もあるためもう少し高いですが、
物干し金物の中では比較的安価に装着できます。
邪魔な時には取り外すこともできるため便利です。

これまた余談ですが、こんな製品もあります。

壁の片側にワイヤーを収納する本体、
もう片方にワイヤーを引っ掛けるフックがあり、
↓のようにワイヤーに洗濯物を干すことができます。

この商品であればDIYでも取り付けることができるため、
家の完成後でもじっくり取り付ける場所を考えることができます。
壁に対して直角に取り付ける必要もないため、自由度が高いです。

今からでも室内干しにしたいという人は、ぜひ検討してみてください。

 

というわけで、今回はベランダが本当に必要か?について記事にしてみました。
家の洗濯物を干す場所といえばベランダだという固定観念に捨てて、
改めてその必要性について考えるきっかけになれば幸いです。

最後に改めてベランダの欠点を並べておきましょう。
・ベランダ干しは天候に左右され、環境による汚染の可能性もある
・初期費用が安くなく、維持費も10年おきぐらいにかかる
・洗濯物を干す以外の使いみちがあまりない
・ベランダを含めて洗濯動線を考えるのが難しい

絶対になくせとは言いませんが、
かかる費用と使用用途をしっかり考慮したうえで、
その是非を考えてみてください。

※2019/9/19追記
布団を干す場所について質問がありましたので追記します。
クロセの場合は2階の引き違い窓に、下のような布団干し用の干し金物を付けました。

場所的には↓間取りの赤丸の場所です。

この場所につけた理由は以下の項目が挙げられます。

 ・主寝室にあれば距離が近いので干すのが楽
 ・東向きなので、朝起きて干せば昼くらいまでに十分に日光が当たる
 ・道路に対して真横に向いていたほうが目立ちにくい

ちなみにこの干し金物ですが、クロセの支店では1つまで標準(無料)です。
他の支店で標準かは担当の営業さんに尋ねてみてください。

では。

クロセのやる気スイッチです。
押していただけるとクロセのモチベーションがアップします。

にほんブログ村 住まいブログ 高断熱・高気密住宅へ
にほんブログ村

設備
スポンサーリンク
シェアする
クロセをフォローする
ゲーム大好きオタクがアイ工務店で高気密・高断熱の家を目指す

コメント

  1. きーた より:

    はじめまして、注文住宅を検討していてアイ工務店を候補に入れているため、情報収集してこちらにたどり着きました。
    ベランダ無しの仕様はクオホームさんも推奨してることもあり検討しているのですが、布団を干す場所はどう確保されてますか?

    • クロセ クロセ より:

      きーたさん
      はじめまして!
      私の家の布団を干す場所ですが、以下のURL先にあるような干し金物を、
      2F主寝室の東側にある大き目の引き違い窓に着けることで確保しました
      https://item.rakuten.co.jp/t-up2007/ka50-l1/

      私の支店の場合、これと同一ではないですが
      同じような金物が標準として1つついてきます。

      アイ工務店は支店によって標準が変わるので、
      そちらの支店で標準かは直接営業さんに尋ねてみてください。

      ベランダより少し干しにくさはありますが、
      布団はそんなに頻繁に干すものではないですし、
      コストもかからないためおすすめです。

      また、他の方法として吹き抜けの腰壁に干したり、
      お庭やウッドデッキに物干しざおを設置するなども
      選択肢に挙がると思います。

  2. きーた より:

    回答ありがとうございます、窓に物干し竿を付けられるんですね、閉じておけば目立たないし、安くて便利そうですね、参考にさせていただきます。

タイトルとURLをコピーしました