これから家を建てる人にオススメの一冊「エコハウス超入門」

書評
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少し前にPS5の発表がいよいよありましたね。

[日本語] PLAYSTATION 5 SHOWCASE

1ゲーマーとして新たなプラットフォームの発表はワクワクしますね。

発表会を見た感想としては、思ったよりも安いなというところです。
性能を見る限りでは5万を越えてくると思ったのですが、税抜きとはいえ49800円でした。
正直、逆ザヤじゃないの?大丈夫?と思いましたが、XBOX側に対抗した値段かもしれませんね。

グラフィックは大きく向上した感じはありませんが、ロード時間は大幅に短縮されているとか。

クロセは発売日には買わないと思いますが、早く実際にさわってみたいもんですね~。

では本編入ります。

先日発売された「エコハウス超入門」を早速読んでみました。

本書は家の中でも特に温熱において度々名が挙がる松尾設計室の松尾先生が書かれた本です。

高気密高断熱を学んでいる人にとっては興味のある一冊かと思います。
また、これから家づくりをする人には、本書を手に取るべきか迷われている人もいるかと思います。

今回はそんな人たちのために、ネタばれはしないように軽くないように触れてみようと思います。

何分、こういったレビューをすることはほとんどないため、つたない文章ではありますが、お付き合いいただければなと思います。

では、どうぞ。

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おすすめしたい人

内容に触れる前にまずは本書をおすすめしたい人を下記に挙げておきます。

・いろいろな面で経済的な家づくりを目指したい人
・温熱関係について広く学びたい人

家を建ててからでも実行できる部分はあるものの、基本的には建てる前に読んでおきたい本です。
むしろすでに建てた人が読むと色々後悔してしまうかもしれません。
(´∀`;)

また、温熱について学びたい実務者の方にも非常に有益な本だと思います。
松尾先生自身も、実務者にも有益になるように書いたといっていましたしね。

しかし、後述しますが全く温熱に関する勉強をせずに本書をいきなり読み始めると少し難しいと感じる部分もあるかもしれません。
読む前には以下の松尾先生のyoutubeチャンネルや、「ホントは安いエコハウス」を読むとより理解が深まると思います。

兵庫、大阪で高断熱高気密住宅専門の建築家集団 松尾設計室
生涯で一番、高価で、長く使い、健康と快適性と経済性に影響を及ぼすのが住宅です。しかしながら、なんの勉強もせずに住宅を建てる、購入するということは大抵の場合、寒く、暑く、カビや結露が生えやすく、病気になりやすく、冷暖房費が高い住宅になってしまいます。その原因は大半の住宅実務者がちゃんとした住みやすい住宅を建てるための勉強...

こちらの本も家の温熱に関して非常に勉強になるためおすすめです。

本書の内容

結論から言いますと、温熱環境を含め、総合的にコスパの良い家を建てるために有益な本でした。
入門書としては読み解くのがやや大変ですが、様々なな観点で書かれており、チェックポイント確認のために置いておきたい1冊です。

本書に内容は大きく7章に分かれております。
公式に掲載されている目次を見てみましょう。

さて、これらを見ていて疑問に感じる部分はないでしょうか?

本書のタイトルは「エコハウス超入門」ですが、エコロジー、つまり環境保全的な話はほとんど触れられていません。
終始コスパの良い家づくりについて語っています。

実はエコハウスのエコという単語は、環境保全のエコロジーと、経済を意味するエコノミーの2つを併せ持っています。
そして本書では、経済的、つまりコスパに優れた家を建てるためにどうすればいいかというエコノミーの部分を強く押し出しています。

コスパに優れたといってもただ安いだけの家を作る方法ではありません。
目指すのは快適に暮らせる温熱環境、耐久性を有した家づくり。
その中でもイニシャルコストとランニングコストを最適化する方法が書かれています。

そういう意味では、とにかく安い家が欲しいという人にはお勧めできない本です。

ちなみにエコロジー的な話を知りたい場合は、前先生の「エコハウスのウソ」のほうがおすすめかもしれません。

さて、話を戻してエコハウス超入門の感想です。

内容ですが、個人的には温熱のことのみならず、いろんな面でコスパをよくする方法をしれて満足できるものでした。
松尾先生が動画語っている内容も含むため、最初に紹介したyoutubeチャンネルを見ることでより理解を深められると思います。

一方で、超入門というタイトルではあるものの、温熱関連の知識が全くない状態で読み解くには少し難易度が高いかもしれません。

恐らく松尾先生としては、経済的に家を建てるための基本的な部分を全て詰め込んだため、超入門というタイトルをつけられたのでしょう。
しかし、限られたページの中で全てを詰め込んでいるため、1つ1つの説明はややあっさりしています。
家の温熱を学ぶ入門書として本書を購入した場合は少しだけ理解に苦労するかもしれません。

その場合は、最初にも紹介した「ホントは安いエコハウス」も併せて読まれることをお勧めします。
こちらも松尾先生が書かれた本のため、違和感なく読み進められると思います。

そういった部分を差し引いても本書は良い本だと感じました。
これから家を建てる人は是非ご一読いただくことをお勧めします。

本書を読んで感じたこと

本書を読んで個人的に意外だったのがエコロジー(環境保全)の面にほとんど触れていない点です。

エコハウス関連の本では高性能の家を目指す目的として、エネルギー消費やCO2の削減による環境保全に触れることが多い印象です。
一方で、本書はエコの中でもエコノミーの部分を強く押していました。

正確な理由はよくわかりません。
個人的には、高性能な家を広めるうえで請求力がありそうな言葉を選んだのかなと思っています。

環境保全のためにいい家を建てましょうといってもおそらくほとんどの人には響かないと思います。

しかし、高性能な家を建てることはコスパの良さにつながると言われたらどうでしょうか?
それなら高いお金を出しても買ったほうがいいかなあという人も少なくないと思います。

そして高性能住宅が増えていけば、エアコンの消費電力が減り、結果として環境保全につながりますしね。
目的がどうであれ、施主にとっても環境にとっても有益な高性能住宅を増やしたいのでしょうと思います。

終わりに

今回は「エコハウス超入門」の内容をネタバレしない範囲で触れてみました。

本書は施主だけでなく、実務者にとっても非常に有益な本だと思います。
正直、ここまでばらしても大丈夫なの?と思いました。

そこにはこれだけノウハウを出しても関係ないという自信の表れかもしれません。

また、こういった本は著者の宣伝をしていることが多いですが、そういった部分は全くありませんでした。
押しつけがましい部分もなく、不快感無く読めました。

おすすめの一冊ですので、ぜひ手に取ってみてください。

では。

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コメント

  1. 本間 拓 より:

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