「建築家夫婦のつくる居心地のいい暮らし」を読んで思うこと

書評
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緊急事態宣言がまたまた延長のようですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私は相変わらず平日は会社、休日は密にならないように散歩している日々です。

どうやら次は6月20日まで宣言延長のようですが、いつまで続くことやら。

まあ愚痴っても仕方がないので、今自分にできることをやっていこうと思います。

その一環としてというわけではないですが、梅雨入りしたということでコダテルで除湿に関する記事を書いてみました。

梅雨時期の除湿を考えよう | コダテル
クロセの記事を読むのが初めての方は、まずこちらの記事をお読みください。   ども、クロセです。 いつもは性能の話ばかりをしていますが、今回は時事ネタを書いてみようと思います。 この記...

このブログを読むような方々はすでに別のブログも読まれていると思うので今更な題材ではあるのですが、梅雨時期の除湿についてちょっと知りたいということは読んでみてください~。

では本編入ります。

ちょくちょく私に面白そうな本を貸してくれる(家に関して)変態な上司がいるのですが、今回はまたお借りした本を読んだ感想を書いてみようと思います。

今回の課題図書これ。

「建築家夫婦のつくる居心地のいい暮らし」です。

この本に関する感想を書いていこうと思います。

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本書の内容やお勧めしたい人

家における様々な暮らし方を知りたい人にお勧めです。

一言で暮らし方といっても、人によって豊かさを感じる暮らし方というのは異なると思います。

色々なインテリアに囲まれた暮らし。
周りの自然や景色を楽しみながら過ごす暮らし。
家事や生活において便利に過ごせる暮らし。

この本ではそういった暮らし方のヒントを建築家夫婦の視点で与えてくれる本です。
建築家ではありますが、本書を読むと彼ら自身が施主の立場として家を建てているので、設計士本位な内容にはなっていないと思います。

この本のいいところはこんな暮らし方はダメといったネガティブな部分がなく、こういう暮らし方も良いよね・悪くないよねという風に色々なことを肯定してくれるところだと思います。

家づくりというとついつい失敗しないことを考えてしまいがちですが、この本はむしろ肯定感を与えてくれるので、あなたのやりたいことに対する迷いを断ち切ってくれるかもしれません。

余談ですが、クロセ家は筋トレルームやハーフ収納といった無駄といっても過言ではない部屋を採用していますが、結果としてお気に入りの場所になっているので、この無駄もまた豊かさかもしれないですね。

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また、性能を重視する人には不要と感じるかもしれませんが、むしろそういった人にこそ読んでもらうことで視野が広がっていくと思うので、毛嫌いせずに読んでみてはいかがでしょうか?

本書を読んで感じたこと

一通り読んで、豊かな暮らしというのはPCでいうところの温熱や耐震といった「ハード」だけでは成り立たず、どういう風に暮らしたいかという「ソフト」も伴ってこそだと感じました

クロセ自身は家づくりの時はハード面ばかりを見てきましたが、こういった本を読んでいるとこういう考え方もあるんだなあと視野を広がるのを感じており、家づくりの前に読んでおいたらまた違った家になったかもしれませんね。

それでも暮らしに不満があるかというとそういうわけではないのは、それなりに自分の暮らし方という「ソフト」の観点でも考えられていたのかなと思います。

一方で、筆者は古家を改修した家に住んで感想として、冷暖房による光熱費が高かったことや窓の性能が古いので寒さや結露に悩まされたことをさらっとではあるが述べています。

それを考慮してもある程度したいことをつめこんだ家に満足している様子が書かれていましたが、これは古家を改修したものだからこそそう思えるという話であって、これから家を建てる人はある程度の性能はあったほうがいいのではないかなと改めて感じました。

また、筆者はいくつかの住居を転々としており、その中で気づいたことを新居へと反映させているが、これは施主がこれから家を建てる手法としてもありかなと。

何度も引っ越しする必要はないですが、例えばマンションと戸建を借りてみてどちらがいいのか、それぞれにどんな不満や気に入った点があったかを記録しておけば、家づくりに使えるのではないでしょうか。

あとは住居の広さに関する話も面白かったです。
筆者はいくつかの住処を転々としており、それに対する感想を書いていますが、その中で部屋が広くなったにも関わらず前の住処より不便に感じると述べている点があります。

広さはあったほうが便利に感じますが、暮らし方が考慮されていない広さはコスト的には高いにも関わらず無意味になってしまうため、なぜその広さを確保したいかというのはよくよく考えるべきですね。
(当たり前か)

終わりに

というわけで今回も自己満足な書評でした。(;´∀`)

今更ではありますが、温熱関連以外の本を読むのを面白いと感じており、もう少し読んでおいてもよかったなーと思います。

温湿度的に快適であることも大事ですが、快適と思える暮らし方の選択肢を広げることも同じくらい大事だなと。

予算を考えると両立は難しい場合もありますが、「自分は家の性能を重視するぜ!」という人もぜひぜひこの手の本を読んでみてください。

では。

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