アイ工務店施主が一条工務店について考えてみる

高気密・高断熱
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今まで気づいていなかっただけかもしれないですが、
#家系ブログを盛り上げる会 が日に日に盛り上がっている気がしますね。

ツイッターをやっていてもこのハッシュタグをつけている人が日に日に増えるし、
皆さん積極的に記事を投稿されています。

そして何より皆さん勉強家な方が多く、
それでいて前向きな意見をよく見かける気がしますね。

やはり勉強量に比例して、メーカ側も真剣さが増すものなのでしょうかね。

自分も負けてられません。
わかることは積極的に発信し、不明なところは調べる。
そうすることで理解をより深めることができる…はず!

では本編入ります。

今回は一条工務店について考えてみるという
めちゃくちゃおこがましいことをしてみようと思います。

高気密・高断熱を目指すクロセにとって、
一条はあこがれのメーカではありましたが、
価格的な面で折り合いがつかず断念しました。

ただ、その時に調べて思ったことを、
色々書いてみたくなったため記事として書き起こしてみました。

決してPV数を増やすために、
施主が多い一条工務店をネタにして
記事を書こう
と思ったわけではありません。

ほんとだヨ。

最近、他の人のブログで一条を選ばなかった理由を書いていた記事を見かけて、
それに感化されて自分もちょっと書きたくなったなーという感じです。

あとほら、アイ工務店と一条工務店て
なんか名前が似てるじゃないですか。(適当

私のはあくまで選ばなかった理由ではなく、
どう見えるか、考えるかというのを書いていく感じです。

あ、ちなみに内容はほぼiシリーズ前提の内容です。
セゾンとかほとんど知らないです。(;´Д`)

断熱性・気密性

一条工務店といえば大手の中では圧倒的な断熱性と気密性ですね。
カタログスペックは人気のiシリーズで
UA値が0.28、Q値が0.5、C値が0.6程度でしたかね。
(UA、Qは断熱性を、Cは気密性を表す。低いほど良い)

いずれも公表さえしていない大手が多い中、
この値を堂々と出しているのは素晴らしい。

特に気密性は着工件数の多い中ですごく頑張っている印象です。
Q値やUA値は設計の話なので、値を低くすることは容易ですが、
気密性は施工の丁寧さによって決まります。

当然、着工件数が多いほど施工が雑になりやすいのですが、
一条は日本でもトップクラスの着工件数でありながら、
C値を0.6以下で保証されているようです。

一条は施工に外人が混ざっているなどと揶揄されているようですが、
そういった人が混ざってもこの気密性を実現できるのは、
それだけ社内のマニュアルや工夫がしっかりしているという裏付けでしょう。

年々大工は減っているようですが、
こういった工夫は人員の確保を容易にします。
素晴らしい企業努力ですね。

あと高気密高断熱の家では日射遮蔽をしっかりしないと
夏場に部屋が暑くなる
のですが、
一条の家は軒下が短いので日射遮蔽がいまいちだったんですよね。

いまはアイプレートなるものが出てきて、
日射遮蔽用のシェードが容易に取り付けられるので、
その弱点も克服されている
ようです。

全館床暖房

全館床暖房については賛否両論ですね。

家中どこでも温かいという評判がある一方で、
そもそも一条の性能で必要かという批判はよくありますね。

個人的にも確かに一条の性能では不要と感じる部分はありますが、
ある意味究極の床暖房の形と思っています。

暖房で重要な事項として、
室内の温度が均一に保たれているというのがあります。

床暖房はエアコンとは違い床からじんわりとくる温かさがありますが、
一部分だとエリアから出たとたんに床の冷たさを感じてしまいます。

全館床暖房の場合はその心配がありません。
それにどこでも同じような温かさというのは、
家の中ならどこでも同じ服装でいれると考えると快適ですね。

更に昔は冬にしか使えない全館床暖房に
そこまでコストが出せるのかという批判もありましたが、
今はオプションで「全館さらぽか空調」があります。

これによって全館床暖房は冷房としても活用できるようになり、
より無駄がなくなったように思えます。

壊れた場合には全館に影響があるのが大変ですが、
それを差し引いても捨てがたい快適さがあるでしょうね。

今までも寒冷地の需要が高かった一条の家ですが、
寒冷地であれば夏もさらぽかのみで十分に涼しいと思います。
(参考までに私の実家は雪国ですがエアコンなしで夏を過ごしています。)

寒冷地であればもはやエアコンが不要なため、
より価値が高まったように思えます。

標準で設備が充実

一条は標準で、ほぼ全ての設備を自社製品でそろえています。

記憶にあるだけでも、水回り、カーテン代わりのハニカムシェード、
全館床暖房、エアコン1台、第1種換気などなど…

加えて、カップボードや照明なんかも
一条工務店の工場見学に行くことで、
割引をしてくれるサービスがあるようですね。(くじ引きだったかな?)

個人的にはカーテン代わりのハニカムシェードがうらやましい。
カーテンて割とコスト的には馬鹿にならないですしね。
ハニカムシェードはカーテンとしてだけではなく、
断熱の役割をしてくれることもうれしい機能です。

一方で、オリジナル以外の設備に変えようとすると、
どうしてもコストが高くなってしまう
ため、
気に入らない設備が1つでもあると割高になってしまうようです。

個人的には窓の網戸がオプションなのが地味にいたいなーと思いました。
やっぱり春や秋は窓開けたくなりますからねー。

外気はそこまできれいじゃないというのは知っているんですが、
エアコンを節約したくなりますしね。

この自由度の低さという点は、
注文住宅では結構致命的にも感じました。

デザインが似たり寄ったりになりやすい

前述の設備が標準でそろっているにつながる部分ですが、
どの家もデザインが似通ってしまうというのは
マイナスポイントになるかもしれませんね。

家の外観についても、多くの人がハイドロテクトタイルを採用されるため、
色こそ違えどこれまた似たり寄ったりになりやすいですね。

外観に関していうと太陽光を推奨しているせいか、
片流れの屋根が多いのも外観的な特徴な気がする。

見た目でオリジナリティを出すのは難しいかもしれないですね。

最近はこれを克服するために「グランセゾン」という商品を出したようですが、
個人的には中途半端な製品だなと感じました。

正直これにするならi-smartにしたほうが一条らしくていいと思います。

明朗な坪単価

価格については非常にわかりやすいかなあと思います。

大手ハウスメーカが割引などで実際の価格をわかりにくくしてくる中、
一条工務店は最初から小細工なしで価格を出してくれます。

また、家は形状によって値段が変わることが多いです。
単純は四角形状は安い傾向にあり、
角が多い形状だと高いというのはよくある話です。

一条工務店はそういった形状による坪単価の変化がありません。
シンプルに施工面積×坪単価で本体価格が見積もられます。

この辺りはかなりユーザフレンドリーに感じました。

一条ルールの存在

一条では「一条ルール」と呼ばれる独自の決まりがあります。

一応、決まりがある理由としては
耐震性を確保するためのようですね。

自分が言われた中ですと、
確か総2階でなければいけなかったと思います。

ですので、不要な場所にベランダを付けたり、吹き抜けにしたりといった
間取りになってしまう場合があります。

他にも垂れ壁が必要とか壁が必要とか、
間取りによっていろいろと制限がかかることがしばしばあるようです。

窓の下の壁にコンセント口を設けられないなんてのもありますね。

また、ルールというのとはちょっと違うのですが、
一条の第1種換気であるロスガードの設置場所を確保する必要があります。

設備の件と合わせて、一条の自由度が低いといわれるゆえんですね。

コスパはいいが安くはない

一条工務店といえば、大手ハウスメーカと比較すると、
坪単価が控えめなところも有名ですね。

その坪単価も少しずつ上がっており、
確かi-smartで現在65万程度だったかと思います。

それでも標準でいろいろな設備がついてくると考えると、
かなり費用は控えめなほうだと思います。

しかし、意外にオプションとして費用を取られる項目が多いです。

例えば延床30坪くらいで改定してみましょう。
べた基礎というだけで40万くらいのオプション扱いになります。
必須クラスのハイドロテクトタイルも40万くらい。
更に地盤改良が発生すると50万くらいプラス。

とまあこんな感じでなんだかんだそれなりの金額になります。

一条の設備、断熱性・気密性、耐震性などを考慮すると、
かなりコスパはいいと思いますが、
費用的には言うほど安くないなー
というところですね。

現場について

前述したとおり、現場には外国人の大工さんも多いようですが、
C値を保証できているということは、
それだけマニュアルや工夫がしっかりしていると考えられます。

また、一条の下請けは
ある一定の技術水準を満たした下請けのみしか使わないそうです。

上記の点から施工の現場はしっかりされている印象です。

個人的に不安なのはフィリピンにある自社工場の現場です。

一条の各種設備はその道の専門家の情報提供を受けて開発しているため、
設計自体は問題ないかと思います。

ただ、フィリピンの工場に日本工場同等の品質を維持できるのか
という点はちょっと不安です。

私自身もメーカで中国に量産を依頼することは少なくないですが、
かなり指導をしてもやはりどこかで不具合が出てしまうものです。

一条のフィリピン工場もかなり長い期間稼働しているため、
指導も行き届いているとは思うんですが、
少なからず不安はありますね…(´∀`;)

そのあたりは日本メーカ品を使う、
ローコストメーカのほうが安心感ありますね。

多種にわたって自社で生産しているという点も
個人的にはマイナスに感じますね~。餅は餅屋。

経営状況

経営状態はかなり順調なように見えます。

大手ハウスメーカが続々と着工件数を落としている中、
一条は年々伸ばしており、大工の数が足りていないほどのようですからね。

値上げも商売が厳しいからしているわけではなく、
大工の数に限りがあって年間に建てられる数が決まっているため、
値上げをして利益率を上げると同時に、
契約数の急上昇に歯止めをかけている感じですね。

個人的には非常に賢い選択だと思います。

値上げによって利益率を上げられるのはもちろんのこと、
契約数に歯止めをかけることで品質の低下を防げますからね。
ディズ〇ーやU〇Jが値上げしているのと一緒ですね。

ただ個人的には不安要素も感じます。

最近では一条よりローコストなメーカや工務店の中でも、
性能が高くかつ自由度が高い業者が増えている
ように思えます。

正確にはそういった業者の情報が入りやすくなったのかな?
もしくは施主側が勉強してそういった業者を選べるようになったというべきか。

いずれにしろ、一条工務店の高断熱高気密で耐震性が高いというのが、
そこまで特別なものではなくなったように感じます。

また、各種設備を自社工場でまかなっている点も不安ですね。

一条工務店のコスパの良さは、
ほぼ全ての設備をフィリピンの自社工場で賄っていること、
また大量生産によるスケールメリットが挙げられます。

しかし、着工件数が下がった場合、
この工場がそのまま重しになってくる
と考えられます。

工場はどうしても最大の着工件数にあわせて、
人員と設備を用意しなければなりません。

着工件数が減った場合でも、
人員の給料を保ち続けなければなりませんので、
坪単価を上げる必要があります。

それが原因で、さらに着工件数が減る可能性がありますね。

正直私はフィリピンの労働環境に詳しくないため、
もしかしたら容易に人員調整がしやすいのかもしれません。

もしそうでなければ、
今大手ハウスメーカがたどっている道を、
一条工務店もいつかは通ることになるかもしれません。

番外編:グランセゾンについて

最近、一条工務店から新しい商品が出ましたね。

その名もグランセゾン

まだ情報が出たばかりで詳細は不明な点が多いですが、
セゾンの外観を今風にした商品のようです。

一条は性能こそ高いものの、
その外観で敬遠されることも多かったため、
そのニーズに応えた商品だと思います。

i-smartと異なる軸組工法であり、
総2階のルールもなくなっているようなので、
自由度は比較的高そうですね。

他にも天井高が標準で高かったり、
ハイドロテクトタイルが標準だったりするみたいですね。

ただ個人的にはちょっと微妙な商品かなと思います。

まず、売りだった断熱性が下がっています。
i-smartではW断熱で190mmあった壁の断熱材が
内断熱のみの120mmになっています。

また、全館床暖房は相変わらず標準のようですが、
さらぽかが使えないようです。

それでも十分性能は高いと思うんですが、
別に一条じゃなくていいのでは?
という疑問が湧いてくるんですよね。

ブログを見て回った感じだと、
確かに外観や設備がかっこいいんですけどね。

あとは新しい商品は往々にして欠陥が怖いというところですかね。
買うなら5年後くらいのこなれてきたころに買ったほうがいい気がいします。

おわりに

全体的にちょっと批判が強い記事になってしまった気がしますが、
やっぱり一条というかi-smartは素晴らしい商品だなー
改めて思います。

着工件数が年々増加傾向にあるのは伊達じゃないですね。

高気密・高断熱を目指した自分にとっては、
今でもあこがれの存在です。

ここまで経営が順調だとすぐにつぶれることもないですし、
アフターフォローもしばらくは大丈夫でしょう。

買われた方はうらやましいです。
是非快適な室内環境を満喫してください。

では。


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