施主が温熱環境の設計をしないほうがいいんだろうなと

雑記
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11月3日の祝日に、月曜有休を重ねて4連休にしたのですが、結果体調を軽く崩したクロセでございます。
(;´∀`)

4連休にしたのでどこか出かけようかなんて話していたわけですが、最近の情勢的に遠出するのも怖いので、府内の平等院鳳凰堂へ行ってきました。

世界遺産 平等院

当日は天気にも恵まれ、いい散歩日和でした。

初めて行きましたが、1週にそこまで時間がかかりませんし、近くには食べる場所も多いので日帰りで行くにはちょうどいいですね。

唯一の欠点は道が砂利なのでベビーカーを押しにくいところですね。
所々スロープのない階段もありますし、幼児持ちにやさしくない。
(;´∀`)

で、散歩が終わった後に家に帰ったら強烈な頭痛に襲われました。
次の日まで引きずりましたが、幸い風邪ではなかったです。

原因は不明ですが水分不足で脱水症状みたいになっていたかもしれませんね…
実際、水飲みまくって休んだら治りましたし。

夏ではなくてもしっかり水分は取りましょうね~。

では、本編入ります。

今回は温熱環境の設計に関するお話です。

最近では施主が温熱に関して勉強をして、メーカに仕様を指示するという例も少なくないようです。

かくいう私も、似たようなことをやっていました。
(;´∀`)

ただまあ、いろいろと見識を広めていくうちに、施主側が温熱設計をするのって良くないだろうなあと思うようになってきました。

今回はその考えに至った理由を話してみようかと思います。

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UA値やQ値や目安であって保証ではない

高断熱構造「外内ダブル断熱構法」|性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】

null最初に言っておきますと、UA値やQ値は必ず最適な温熱環境を保証するものではありません。

最近では高気密高断熱を意識する人が増え、それと同時にUA値、C値、Q値といった単語が広く知られるにようになってきました。

高気密高断熱の家が好きな自分にとってはいい傾向だなと思っていますが、この数値が微妙に勘違いされているような気がします。
そしてその勘違いは私も実際にしていました。

UA値は外壁ラインの熱貫流率の平均を示した値
Q値はそこに家の形状や換気の影響も含めた熱の逃げやすさを示した値。

しかし、これらの値を快適な温熱環境を保証するように考える人も少なくないようです。

確かにこれらの値が小さいほど、断熱性能は高いと考えられますが、それだけでは不十分です。

最適な温熱環境を設計するには、断熱材の厚みだけではなくバランス、日射の影響、空調の経路、窓の種類や配置、部屋の仕切り方、土地を考慮した配置など様々な要素を考える必要があります。

その辺の話をちょうどさとるパパさんが記事にしてくれていました。

Q値・UA値の功罪 - 断熱指標の注意点
住宅の断熱性能について考えるときに避けて通れないのが、Q値やUA値です。何のことやら、という方は以下のページをご覧ください。しかしながら、Q値やUA値といった断熱指標は大事ですが、万能ではありません。かくいう私も住宅性能を学び始めた頃はこれ

UA値やQ値はその会社が高断熱な家づくりをしているか目安になりますので、いわゆる「高気密高断熱ポエム」に惑わされることを防げるでしょう。

あくまで目安です。
坪単価みたいなもの。

光熱費や温熱環境の最適化には前述の要素を総合的に考える必要があります。

これらの最適化にはシミュレーションも必要であり、我々施主ではやれることに限界があります。

そういったことを考えると、施主が自ら温熱設計をすることはいろいろと間違っているんだろうなと思った次第です。

その知識は良きパートナー探しのために

握手をしているビジネスマン・サラリーマンのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

null施主が温熱設計をすべきでなければがするべきなのか。

それはもちろんプロの設計士がすべき仕事でしょう。

そして我々が知識をつける理由は温熱設計ができる設計士を見つけるためだと思います。

しかし、気を付けるべきは温熱設計をきちんとできる人がまだまだ少ないという事実です。

以下は国土交通省が行ったアンケートの結果です。

恐ろしいことに、約半数が外皮計算、つまりUA値の算出ができないと答えているわけです。
逆に言えば、こんなことができなくてもそこまで困らないのでしょう。

なぜなら多くの施主がそれを望んでいないから。

こんな玉石混交な状況の中で施主ができることといえば、温熱に関する知識を身に着けポエムに騙されないようにすること。

そして総合的な観点で温熱設計をし、シミュレーションもできる人を見つけることでしょう。

「エコハウスのウソ」の著者であり、東大で住宅の研究をされている前先生もおっしゃっていますが、よきパートナーを発見できれば家づくりの8割は成功したといっても過言ではありません。

正しく温熱設計ができる人は多くないでしょうし、人気で仕事が集中しているので断られることもあるかと思いますが、どうかめげずに最良のパートナーを探していただけたらと思います。

現実的には難しいかもしれない

とまあここまでは理想論であり、現実的には難しい場合もあるでしょう。

温熱設計を正しくやって理想的な家を建てようとするとお金がかかります。
きちんと仕事をしているからこそ設計料が安くない場合も少なくありません。

そこら辺のバランスが取れている設計士ならば、限られたコストの中でできる設計と業者選びをしてくれる人もいるでしょうが…

お金の問題でローコストメーカと契約を決める人もいるかと思います。

また、長く使う家だからこそ、何か災害があった時でも全国から人を呼ぶことができるようなメーカを選びたいという人もいるでしょう。

残念ながらそういったメーカの多くは、施主一人一人の温熱設計を丁寧にしてくれることはまれかと思います。
ローコストメーカであればなおさらですね。

その場合には自分でできる限りの設計をしちゃえばいいと思います

少なくとも何も考えていない仕様よりかはよっぽどいい家に仕上がると思いますヨ。

お金があるなら設計士は施主が別途用意することを前提にローコストメーカと契約するというのも一つの手でしょうね。

終わりに

今回は温熱設計について思うことを書いてみました。

基本的に施主は素人であり、多少勉強したところで普段から温熱設計をしているような設計士さんよりも優れた設計をすることは不可能だと思います。

逆に言えばちょっと勉強したところでついてこれない人はその程度ということです。

幸い、今は温熱を含めた性能面に熟知したPHJや新住協といった組織があります。
組織に参加している人が全員優れているというわけではないでしょうが、パートナーを見つける難易度は大分下がったと思います

そういった手がかりをもとに、自分が理想とするような温熱設計をしてくれる素敵なパートナーをぜひ見つけてください。

余談ですが、クロセはたまたまとはいえ、そういった面に理解があるパートナーがついてくれたおかげで、かけたコストの割には満足度の高い家に仕上がったなと思います。

では。

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