性能重視な住宅系動画に思うこと

雑記
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少し前にPS5の初お披露目がありましたね。

見た感想では、もはやPS4の時点で十分きれいだったので、映像だけでは感動が薄いなあと。
ロード時間がかなり短いようなのでそこに期待ですね。

後は値段ですね。
今回は発表されなかったですが、4万前後で期待しています。

ちなみに見た中で一番やりたいゲームはデモンズソウルのリメイクでした。

では本編入ります。

最近ではブログや各種SNSに加えて、住宅系の動画がYoutubeにて活発になってきたように感じます。

クロセも「ホントは安いエコハウス」の著者であり、松尾設計室の設計士である松尾先生の動画を拝見しており、それをきっかけにウェルネストホームの早田さん、ラクジュの本橋さんなどの動画をちょくちょくみるようになりました。

中でも、松尾さんの動画はクロセと波長があるのか見やすく、何度も勉強がてら見させていただいております。

ただ、これらの動画(特に性能が重要と説いている動画)を見てしまったばかりに、自分の家づくりに迷いが生じているという人も少なからずいるようです。

クロセも家づくりと並行で勉強をしていくうちに、似たような経験をしてきました。

今回はそんな経験や自分なりに考えたことを整理し、これらの情報とどのように付き合うといいのかその考えを書いてみようと思います。

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性能重視な住宅の解説動画をアップする目的はなにか?

まず彼らの動画と付き合ううえで、なぜ動画を上げるのかという点を考えてみようと思う。

Twitterを見ていると、自分たちの家づくりをアピールするため、ハウスメーカを批判するため、マーケティングのため、ポジトークといった意見を聞きますが、安易にポジトークで片付けるものではないと思います。

彼らの目的が何なのかというのは結局のところ彼らにしかわからないのですが、少なくとも他のハウスメーカを批判したり、そこでの家づくりをやめさせるということは彼らの本意ではないと思います。

もし本当にそう思っているのなら、わざわざ僕らに知識をつけさせるような動画を上げる必要はありません。
なぜなら僕らに知識がついてしまえば、その知識を用いて自分の選んだメーカと家づくりを進めることができるようになってしまうからです。

もちろん、僕らが学べるのは彼らが持つ知識のほんの一部に過ぎず、その知識には経験が伴っていないため完ぺきには程遠いですが、それでもポイントを抑えるだけで何も意識しないよりはかなり良い家づくりができるでしょう。

ではそんな貴重な情報をなぜ惜しげもなく公開するかというと、彼らは単純に質の悪い低性能な家を建ててほしくない、暮らすうえで快適な家を建ててほしいという考えからでしょう。

知識を付けてもらうことで、マーケティング的に有利になると考えている面ももちろんあると思います。

ただ、彼らの動画に触れて感じることは、あくまで施主側にいい家づくりをしてもらいたいというのが一番であり、マーケティングの面は二の次なんじゃないかなと思います。

想像の域は出ないですが、少なくともハウスメーカを邪魔する目的はないと思います。
施主の方もその業者を選んだ理由があるはずですし、そのメーカでの家づくりを楽しみつつ、その中で可能な限り正解に近づけるように工夫をしたらいいかと思います。

理論にとらわれすぎてはいけない

住宅の温熱環境や性能を説く動画では、度々UA値、Q値、C値といった数字が出てきますが、これらの数値は家の快適性や省エネのためには重要な数字です。

また説明をする上でも「あたたかい」「さむい」といった抽象的な言葉と比べて、数字を示すことはわかりやすさがあります。

そして松尾先生を始めとした温熱の重要性を説く人たちは、過去に何度も計算をしている経験があるため、どのくらいの性能が合理的に適正かというのが分かっているのです。

だからこそ最低これくらいの性能にしましょう、できればこれくらいの性能にしましょうと説明するわけです。
そして明確な数値を示してくれることは、我々にとってもわかりやすく目標となるわけです。

上記は一例ですが、彼らの説明はとにかくわかりやすいです。
しかしわかりやすいからこそ、その理想を目指さなければならないという観念にとらわれてしまいがちなのです。

それらの理想を全て満たそうとするには、とにかくお金がかかります。
家づくりにおいて重要なことはまずお金であり、それ以外は二の次になります。

以上のことから、理論にこだわりすぎず、可能な限りで理想に近づけたらいいと思います。

例えば、彼らは最低限これくらいのUA値はあるべきという説明の仕方をするかと思いますが、完全にそれを満たす必要はなく、コストが許す限りそこに近づければいいわけです。
別にその値を満たせなくても死ぬわけではないですからね。

他にも吹付断熱はやめましょう、防湿シートはつけましょう、土地はこういう土地を選びましょうなどいろいろな情報が飛び交っていますが、これらもコストと相談して可能な限り満たせたらいいと思います。

ちなみにクロセの家は、温熱に重きを持つ先生が見たら激怒するかもしれません。
断熱材は吹付断熱、防湿シートは無し、床暖房設置、日当たりはそこまでよくない、無駄な窓が多いと「不正解」を挙げたらきりがありません。

それでもクロセ自身は快適に過ごせています。
全部を完ぺきに満たせていなくても、ある程度ポイントが抑えられていれば十分だと思います。

理論を無視しすぎない

ただ、勘違いしてほしくないのは、性能面をないがしろにしてよいということはなく、ある程度は意識しておくべきではあります。

例えば断熱性能ではおなじみの指標であるHEAT20のG1/G2クラスは、30年間暮らした時のイニシャルコストとランニングコストのトータルが最適になるといわれています。

つまり、このレベルの断熱性までは快適性もコスパもいいわけで、これをあえて無視する理由は全くありません。

高気密高断熱の家なんてワクワクしないし、せっかくの家づくりなのだから胸躍るようなデザイン面を重視すべきという営業さんや施主さんもいらっしゃるかと思いますが、トータルコストが安くなるように案内しない営業さんはいかがなものかと思います。

契約を決めたいがためにイニシャルコストを抑えた家づくりを進めるのではなく、トータルコストで安くすることの重要性を説いて実現し、そのうえで可能な限り意匠面をこらした家づくりをしてあげたほうがいいのではないでしょうか。

幸い、今はUA値0.5を切るために必要なコストはそこまでかかりません。
屋根断熱200mm、壁断熱100mm、ペアガラスの樹脂サッシで窓を最低限にとどめることを意識することで十分達成することができると思います。

ミドルコストぐらいのメーカであれば標準の範囲内でも達成できるレベルですね。

結論:自分で選択することを意識しましょう

理論を気にしすぎるなといったり、理論を無視するなといったり結局どっちなんだと思うでしょうが、結論としては自分で選択できるようにしましょうということです。

松尾先生はよく自分で計算してみましょうということを動画内でも述べていますが、計算に限らず、家づくり全体を最終的には自分で考え選択するべきでしょう。

動画の先生方がいう理論は数字的には最適解ではありますが、あなたにとっての最適解ではありません。

情報を集めてその通りにするのではなく、情報を集めたうえでどのレベルを目指したらいいか自分の状況を考慮して自分にとって最適な答えを出すべきです。

前述していますが、一番大事なのはお金です。
どんなに性能を上げたくても、無理のあるローンは絶対組んではいけません。

その際、最低限の性能を満たせなければ家なんて建てるべきでは無いという方もいると思いますが、それも1つの情報としてとらえ、自分で答えを出したらいいのです。
人によって色々事情は異なりますからね。

お金以外の優先度も各々で決めたらいいと思います。

ちなみに個人的な優先度はお金>耐震>耐久>温熱>利便性>間取り>デザインといったところでしょうか。
優先度が高いものは生活や命に係わる部分です。
デザインを重視しすぎた結果、暮らしにくかったり命を落とすような家に仕上がったら意味がないですからね。

あと経験談ですが、重視する分は重視してもいいですが、それ以外はバランスよくお金をかけたほうが暮らしやすい家になると感じます。
以下の記事でクロセ家が採用したオプションを載せていますが、やっぱりあるかどうかで暮らしの質は変わりますね。

もし、情報に触れて迷いが出てしまう場合は、改めて自分がどんな家を建てたいのか、どんな生活をしたいのか、何を重視するのか考えなおしましょう。
細かいところで迷うのはまだしも、家のコンセプトが変わるレベルで迷いが出ているなら、自分の考えが十分に固まっていない証拠でしょう。

家づくりは一生に一度かもしれないですし、焦らずゆっくり考えてください。
営業さんにせかされるでしょうが、そんなもん無視じゃ無視。

まとめ

最後に今回の話を軽くまとめておきます。

・住宅系動画の目的は性能の低い家づくりを施主に避けてもらいたいだけ
・理論は大事だが、生活が破綻するほどコストをかけてはいけない
・トータルコストが安くなる性能は押さえておきたい
・情報に触れて迷う場合は再検討の余地あり

こんなところでしょうかね。

自分もそうですが、その道で高名な先生の意見にふれると、そうしなければならないのかという観念が働いてしまいます。

ただ、人それぞれかけられるコストには限界がありますし、性能ばかり追い求めてもつまらないという意見ももっともだと思います。

最後に、選択権があるのはあなた自身なのですから、自分と意見が異なる情報にふれても不安になる必要はありません。
自分が考えに考えた仕様で家づくりを進めればいいと思います。

では。

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コメント

  1. 田島 より:

    初めまして。

    いつもブログを拝見しています。
    当方もアイ工務店で建築予定で進んでいます。

    地盤改良が必要になったのでセカンドオピニオンと
    ラクジュの本橋さんの動画でも
    資料の見方が分かり易くて判断する上で参考になりました。
    それ以来、拝見して勉強している次第です。

    打ち合わせは来週の日曜日を含めてあと2回になりました。

    貴ブログを拝見して
    気密性や断熱性には配慮していますが、
    標準仕様の範囲内に収まりそうです。
    (屋根200mm 壁90mmです)
    切妻屋根にしたので軒だけ15cm伸ばしてもらいました。

    ところで教えてください。
    請負契約後にサービス工事やオプション等の
    対応をして頂けましたか?

    クロセさんと比較して
    かなり寂しい内容です。

    1月に標準仕様が変更されたのと
    アップグレートキャンペーンでタイルを選択したからかな?
    って勝手に思っています。

    主婦目線の妻からすれば、
    クロセさんのブログをプリントアウトして
    渡してやろうかまで言ってました。(笑)
    (もちろん未遂で終わっています)

    支店と営業マン次第だとは思いますが、
    ブログを書くとサービスが増えるとか、
    こうすれば等がありましたら
    教えて頂ければ幸いです。

    妙なお願いで申し訳ございません。

    宜しくお願い申し上げます。

    • クロセ クロセ より:

      田島様

      アイ工務店での家づくりお疲れ様です。
      断熱気密や軒による日射制御など、大事なところ抑えた家づくりをされていますね。

      ご質問いただいた件ですが、私は請負契約後のサービスは特にありませんでした。
      自費でのオプション追加であれば、契約後でも問題なく可能ですが、
      よほどのことがなければ追加サービスされることはなかなか厳しいと思います。

      サービスやキャンペーンに関しては営業としても難しいものがあると思います。
      おっしゃる通り、支店の違いもありますし、オプションを提供するメーカの都合もあります。
      例えば、売り出したい商品があれば安く提供したり、無償で提供ということもあるでしょう。
      アイ工務店としても、決算前などは売り上げを伸ばすためにサービスをいつもより多めにするなどもあるでしょう。

      また、最近は人手不足や建材の値上がりがあり、私が建てた時期よりもサービスがしにくくなっているということもあるでしょう。

      交渉の余地として考えられそうなことは2点ですね。

      1つ目は構造見学会や完成見学会でのマイホームの公開です。
      これはアイ工務店側の状況もあるので必ず成功するとは限りませんが、
      マイホームの公開を嫌がる人も少なくないので、交渉の余地はあるかと思います。

      2つ目は各種設備のメーカ統一でしょうか。
      これはハウスメーカだけでなく、各設備のメーカとも交渉できる余地があると思いますが、
      例えば水回り設備を同じメーカに統一する代わりにオプションを追加してほしいとか、
      窓と玄関ドアのメーカを統一するのでシャッターを追加してほしいとか、
      床やドアのメーカを統一するから床材のグレードを上げてほしいといったところでしょうか。

      基本的には、メーカとして都合がよくなるように話を進めたらいいのかなと思います。
      思い切って、オプションをサービスしてくれたら契約すると直球で交渉してみてもいいでしょう。

      ちなみにブログを書いていても全くサービスはありません笑
      完全に趣味の領域ですね。

      私が思いつくのはこれぐらいでした。
      あまり力になれず申し訳ありません。

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