最近、見たいテレビがなくてNexflixでなぜか昔のポケモンを1から見始めました。
自分はリアルタイムでスタートから見ていた層ですが、もう20年以上前の話なんですよね。
それが今もなおシリーズが続いていて、何百万本も売れているんだからすごいもんです。
自分の子供がゲームをする頃にも、まだ残っているんでしょうなあ。
色々と感慨深い…
では本編入ります。
今回は株式会社ハルタから発売される「LUFT HUS」について考えたり、家系の人同士で話したりしたので、どんな家なのか書き起こそうと思います。
安くはないですが、高気密高断熱の家が欲しい人は検討してみてもいいかもしれません。
LUFT HUSとは?
さて、ハルタ社から発表されたLUFT HUSとはどんな家なのでしょうか?
ということで公式ホームページを見てみました。
もともとこの家を発表したハルタ社は断熱と空調設計に特化したサステナブル住宅を専門に設計を行う会社とのことですが、LUFT HUSはその性能をそのままにコストを最小限に抑えた規格住宅のようです。
同社はデンマークにも拠点を持っているということで、住宅のデザインも何やらそんな雰囲気を漂わせています。(知らんけど^^;)
ではその断熱性能はというと、なんとUA=0.2です。
高気密高断熱でおなじみに一条工務店がUA0.25であることを考えると、かなり高断熱であることがわかります。
気密性については特に書いていませんが、規格住宅であることから、フルオーダーの家よりは確保しやすいんじゃないかと思います。
他にも主な仕様として、熱交換式換気システム、除湿型放射冷暖房、高断熱・高気密なトリプルガラスの木製サッシなどが標準のようです。
そして気になるお値段はというと、下の間取り(28.6坪)で2700万円~だそうです。
この価格がどこまでを含まれているかわかりませんが、坪単価90万以上と考えるとかなり高価ですね。
他の住設やらオプションやらがどこまでついてくるかはまだ情報が出ていないですが、続報に期待したいですね。
もともとサステナブル(長寿命な)住宅を設計している会社の家ですから長期的な視点でみても優良な住宅ストックになりますし、いい家の様に感じます。
高断熱と規格住宅に感じる懸念
この家について家系ブログを盛り上げる会の人と少し話をしたのですが、高断熱なことはいいことですが、規格住宅ということに懸念を感じるという話をしました。
それは規格住宅の場合、高気密高断熱住宅において重要なパッシブな設計がしにくいであろうということ。
住宅におけるパッシブ設計というのは、ざっくりいえば自然の日射や通風を利用して、生活におけるエネルギを減らそうという考え方をもとにする設計です。
これだけ聞けば知識があるor勘の良い読者なら気づくかもしれません。
簡単にいうと、規格住宅の場合は窓の位置や家の形状がある程度決まっているため、土地の形状や地域の気候に合わせた設計ができない(しづらい)わけですね。
パッシブ設計は高気密高断熱でなくても大事な話ですが、高気密高断熱の家においてはその保温力の高さから、日射によって過剰に室温が上がってしまう可能性があるわけですね。
もちろん、日射が取得できなければ、高気密高断熱の家において有効な日射のエネルギを逃すことになります。
LUFT HUSが高性能な家であるという事実は変わりませんが、こういった点を考えると、技術と知識がある工務店に設計してもらったほうが総合的にはいい家に仕上がるかもしれません。
細かい仕様もわかりませんし、同程度の家に仕上げた場合に一般的な工務店でどれくらいの価格になるかという点がポイントですが、価格的に工務店より安く仕上がるならば悪くない選択肢になりそうです。
終わりに
今回はハルタ社のLUFT HUSについて書いてみました。
前述の通り、高性能ではあるものの規格住宅であるためパッシブ設計をしづらいという欠点はあるものの、UA0.2という断熱性能を持つ点は悪くないかと思います。
細かい仕様はこれから徐々に公開されていくとは思いますが、これから家を購入する予定の人は検討してもいいかもしれません。
しかし本件に限らず、日本国内で高気密高断熱を売りにする会社が増えてきているように思います。
とってもいいことですね。
今後もアイ工務店に限らず、興味深そうな情報があれば記事にしようと思います。
では。
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