高気密高断熱の家=低光熱費とは限らない

高気密・高断熱
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少し前から開始されたGoToトラベルキャンペーンは皆さん活用されていますでしょうか?
クロセはコロナの影響を鑑みて、しばらく様子見の状態でした。

ただ、GoToの影響による感染の拡大は、政府発表ではない模様。
これを鵜呑みにするのもどうかと思いますが、せっかくのキャンペーンですからね。
近場で活用させてもらうことにしました。

今回宿泊するホテルはホテルユニバーサルポート。

ホテル ユニバーサル ポート - 宿泊予約は【じゃらんnet】

名前で想像がつくと思いますが、USJの近くにあるホテルです。
今回ファミリールームで予約しましたが、家族分のUSJ入場パスを含めて約2万円。
本来なら3万ほどですが、GoToのおかげでかなり安いです。

ちなみにUSJの入場料は約8千円であることを考えると、かなりお得でした。

嫁さんと息子にとってい息抜きになればいいのですが…

では本編入ります。

今回は光熱費に関するお話です。

高気密高断熱の家の特徴としてよく上げられる光熱費が安くなるというお話。
ほとんどのメーカのセールストークに使われますね。

住宅系のブログでも定番の話題だと思います。
特に一条工務店をはじめとした高高住宅ブログでは記載されることが多い印象です。

しかしながら、実際に住んでみると思ったほど安くならないという話も多いようです。
それは別にエセ高気密高断熱に限らず、一条工務店の家でもそういう人を見かけます。

なぜこういったことが起こるのか、今日はその話をクロセなりに考えてみようと思います。

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思ったより光熱費が高い理由

光熱費が高くなる理由ですが、結論からいうと、以下の違いが原因と予想されます。

思ったより光熱費が高くなる原因

・ソーラーパネルの有無

・ガス併用 or オール電化の違い

・給湯器の違い

・使用家電の違い

・生活の違い

・冷暖房方法の違い

・家の広さ

上記はあくまでクロセが思いついたものです。
実際にはもっと多岐にわたるかもしれません。

言いたいこととしては、高気密高断熱の家でも使い方次第では光熱費が高くなることは十分にあり得るということです。

次に1つ1つの要因を考えてみましょう。

ソーラーパネルの有無

クロセ自身も様々なブログを読ませていただいておりますが、やはり人の光熱費は気になるものです。

特に一条工務店の家はクロセ家よりも断然高気密高断熱です。
より性能の高い家の光熱費がどんなものなのか気にならないわけがありません。

しかしながら、光熱費の記事を見るとあることに気づきます。
多くの人が、消費電力を載せず光熱費だけを載せているのです。

消費電力が分からないとソーラーパネルによる発電の自家消費分がわかりません。
その場合、ソーラーパネルのおかげで光熱費が安くなっているだけの場合もあります。
本当に省エネかどうかがわからないわけです。

ですから、光熱費の記事を見るときはソーラーパネルの有無は必ず確認しましょう。

ガス併用 or オール電化の違い

ガス併用かオール電化でも光熱費がそれなりに差が出ます。

基本的に光熱費はガス併用>オール電化の傾向にあるようです。
ガス併用の場合は、ガスと電気の基本料金がそれぞれかかるのでそうなるわけです。

また、オール電化の場合は深夜料金が安くなるプランを有効活用できることも大きいでしょう。
エコキュートの給湯、洗濯、乾燥、食洗などなど…
24時間空調をしている場合は、夜間の空調にかかる料金も安くなりますね。

このように、様々な消費電力を安い深夜料金プランで活用できるのは大きいです。

一応、ガス併用でも深夜の電気代が安くなるプランを採用することは可能です。
しかし、エコキュートか蓄電池がない場合は、その恩恵はほぼないといってもいいでしょう。
蓄電池はそれ自体が高すぎて、経済的とは言えませんが…

オール電化は基本料金以外にも、有利なわけです。

ちなみにソーラーパネルと深夜が安くなるプランを組み合わせることで、電気代はかなり抑えられます。
理由は言わなくてもわかると思いますので割愛します。

給湯器の違い

給湯機によっても光熱費が大きく変わると考えられます。

今はガス併用だとエコジョーズ、オール電化だとエコキュートが主流でしょう。
そしてエコキュートは深夜料金が安くなるプランにより、給湯の光熱費を抑えることができます。

一応、ガス併用でもエコワンやエネファームを利用することで、光熱費を抑えることができます。

詳しくは説明しませんが、エコワンとエネファームは以下のようなものです。
エコワン:より高効率なガス・電気併用のハイブリット給湯器
エネファーム:ガスから発電し、その時に発生する熱でお湯を作る給湯器

これらの機器を使っている場合は、エコジョーズやエコキュートより光熱費が安くなる傾向にあります。
しかし、これらの機器は初期費用が高く、総合的に見ると経済的ではありません。

生活の違い

例えばですが、家に1日中いるか、昼間は留守にするかでも結構差が出ると思います。

また、洗濯の乾燥や食洗に家電を使用するかどうか
湯船につかるか、シャワーだけで済ますかなどなど…

家の性能が同じでも、使い方が違えば当然光熱費は大きく変わります。

そういう意味では、生活の仕方が同じではないと、他の人と光熱費が比較するというのはあまり意味がないのかもしれません。

冷暖房方法の違い

生活の違いとも関係ありますが、冷暖房の仕方でも光熱費は変わるでしょう。

24時間冷暖房か、特定の時間だけの間欠冷暖房でも変わるでしょう。
(どちらのほうが安いかは家の性能、広さなどによって変わりますが)

冷暖房機器によっても変わります。
エアコンが最もコスパが高いので、できるだけそれ以外の機器は控えるのが無難でしょう。
(クロセは床暖房採用しましたが(´∀`;))

家中か一部の部屋だけ冷暖房するかでも違います。
基本的には家中を冷暖房するほうが光熱費がより高くなります。
一方で家中が快適になるメリットもありますが。

エアコンの温度設定によっても変わりますね。

エアコン関連でいうと、除湿をするかどうかでも結構変わります。
クロセ家は梅雨時期もバリバリ除湿をしていたので、6月の消費電力が大きめです。

あと、家の広さや形状でも冷暖房費は変わります。
広ければ高くなりますし、同じ広さでも形状によっては熱が逃げやすくなる場合もあります。
また、日射制御を意識した形状・間取りになっているかでも影響するでしょう。

単純に性能が高ければ、冷暖房費が安くなるとは限らないわけですね。

終わりに

今回は光熱費に影響する要素を上げて、いろいろと考えてみました。

こう見ると、基本的に光熱費の比較はほとんど意味がない気がしてきますね。
それでも、自分が家の性能に対して使いすぎていないかの参考にはなるかもしれませんが…

高気密高断熱の家でも、光熱費が高くなる場合があることをなんとなく感じてもらえたでしょうか?
高気密高断熱で安くなるのは冷暖房費だけですから、それ以外で消費していれば光熱費が高くなります。
しかし、その分生活が豊かになるのだから、クロセはそのことが悪いことだとは思いません。

むしろ、節約のためにせっかく導入した電化製品を使わないのはさらにもったいないです。
また、冷暖房も変に我慢してはせっかくの高高住宅の意味がありません。

あんまり光熱費を気にしすぎることはないと思います。
ちょっと贅沢気味に使い、少しずつ最適化してきましょう。

ここまで聞くと高気密高断熱の意味がないのでは?
と思う方もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。

今までと同じ冷暖房方法でより広く、より快適に生活ができるというほうが実情に近いのでしょう。
ブログを見ていても、高高住宅だから贅沢に冷暖房をする人が多いですしね。
その場合、トイレや廊下でも暑いor寒い思いをしないでしょうし、体に及ぼすストレスも減らせるでしょう。

もちろん、より高性能な家になれば光熱費も減りますしね。
高気密高断熱が重要というスタンスを変えるつもりはありません。

言いたいことがいまいちまとまらなかったですね…
とりあえず、節約も大事ですが体を壊さないようにしっかり冷暖房を効かせて生活していただいたほうがいいと思います。

では。

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コメント

  1. コスワース より:

    こんちはっ!
    地域や各家庭での生活で電気代は変化しますので一概に安い!高い!ってなるのもおかしい話なんですよねー…
    しかし一条工務店の光熱費を見てるとみなさんけっこう高め(汗
    10kw以上載せてて全量売電なんでしたっけ??
    我が家も6キロ載せですが、所謂エセ高高住宅なので最近は太陽光のおかげなんやろな(白目
    ってなってます(白目
    HEMSないですし、、、

    • クロセ クロセ より:

      コスワースさん
      こんにちは~

      一条の人でも結構高い人見かけますよね~
      特に太陽光発電を導入していない人は、全館床暖房で高額になっている人も見かけます。
      10kw以上は確か全量のはずですね。
      我が家も太陽光のおかげで見た目の光熱費は安いですが、全館冷房するとやっぱり結構かかりますね~。
      8月は消費電力にして750kwhぐらいだったので、本来なら2万くらいかかってるっぽいです。
      冷房もしばらく試行錯誤していたので、来年からは少しマシになると思いたいです(´∀`;)

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