世界の住宅事情を調べてみたくなった

雑記
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先日、ツイッターでこんなことをつぶやいていました。

ここでいう合理的というのは、コスト面でという意味で言っております

このつぶやきに対して、ママたぬきさんという方からこんなコメントをいただきました。

人間は本能的にマイホームのほうがストレスフリーで合理的って意見ですね。
(と解釈しました。)

私の考える合理的とはまたちょっと違う意味。

個人的にはちょっとこの意見は意外だなあと思っています。
少なくとも日本人のマイホーム暮らしは歴史的に短いです。

後述しますが、日本人のマイホーム暮らしが本格的になったのは戦後からです。
それまでは、多くの人々が借家や集合住宅で生活していました。

そこで、世界のマイホーム事情がどうなっているかが少し気になってきました。
それを調べていけば、人間が本当に集合住宅や借り物が苦手なのかわかるかな?と。

というわけで、今回は日本と各国の住宅事情を調べてみました。
全部の国を調べることは無理ななため、個人的に気になった国を選んで調べています。

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日本の住宅事情

日本とは (ニホンマタハニッポンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

日本でマイホームを持つ文化が本格的になったのは、前述の通り戦後からのようです。

戦前は7割近くが借家。
そもそも明治まで土地の私的所有権が認められてなく、認可された後も土地が高すぎて一般庶民には手が届かなかったようです。

その前の江戸時代も、集合住宅である長屋を借りていた人がほとんどでした。

しかし、戦後に転機が訪れます。

戦後は土地のほとんどが戦争で焦土化しており、工場も農場もままならない状態。
そしてそれ以上に住宅難に悩まされたようです。

賃貸住宅を供給しようにも、建築費が大きく高騰。
加えて、増税の関係で貸家は儲からなくなったため誰も作ろうとしません。

しかし、1950年に発生した朝鮮戦争をきっかけに状況が変わります。
物資の供給役であった日本は工業が復活し高度経済成長期に入ります。

工業が復活したことで、工業の中心であった都市部に人口が集中。
人が集まるということはますます早急に住宅を供給する必要が出てきました。

そこで、日本政府は1950年から住宅金融公庫(公的な住宅ローン会社)を立ち上げ、国策としてマイホームの購入を後押ししました。

国の施策として住宅を供給することが難しいため、国民1人1人に購入するように促したわけですね。

国民1人1人が住宅を所有することで税収も見込めましたし、住宅を供給する会社も成長します。
住宅の購入を後押しすることが、国にとって色々と都合がよかったのでしょう

また、都市部に来る労働者の多くが家督を継げない次男以降の男性が多かったため、都市部に定住する場所を求めていたようです。

国策による住宅購入の後押しと、地方から都市部に集まる人たちの要求が見事に重なり、マイホームを購入する文化が発展したようです。

こうして戦前まで30%以下だった持ち家比率は、現在の60%程度まで上がりました

まとめると、日本においてマイホームを持つという文化が主流になったのはせいぜい70年程度。
歴史的には借家暮らしのほうが圧倒的に長いようです。

少なくとも、歴史を見るに日本人が借家や合同住宅が苦手ということはなさそうです。

世界の住宅事情

では世界の住宅事情はどうなんでしょうか?
いくつかの国について調べていきたいと思います。
対象とする国は以下の通りです。

アメリカ:世界で最もGDPが高い国
中国:人口数が世界一
ドイツ:住宅先進国
ロシア:世界で最も寒い国
ブラジル:日本の裏側の国

選んだ国はクロセが気になった場所です。
あまり明確な意図はありません(;´∀`)

ちなみに、ブラジルについては全く情報が集まりませんでした。
なので内容もほとんどありません。

アメリカ

アメリカ | 地図に使えるフリー素材.jp

世界で一番GDPの高いアメリカの住宅事情ですが、「いまのところ」マイホームを購入する人が多いようです。

アメリカではマイホームを持つことがアメリカンドリームの1つとされていたようです。
この辺は日本の「夢のマイホーム」に似たものを感じます。

加えて、アメリカでは投資としての側面もあるとか。

日本の住宅は新築時が一番高く、時間がたつごとに価値は徐々に下がります。
対してアメリカでは年平均2%程度上がる傾向にあり、買った時よりも高く売れるようです。

こういった背景から、アメリカではマイホーム購入派が多いようです。

ただ、近年はアメリカでも賃貸派が増えているようです。
2005年ごろは全体で70%近い持ち家比率だったようですが、現在は2017年ごろには64%程度まで落ちています。

その背景には、価格が上がり続ける戸建て住宅に対し、若者の賃金が減っており、昔ほど買う余裕がなくなっているとか。

また、若い労働者たちはより賃金の高い仕事を求めていろんな都市を転々とします。
そういった理由からすぐに売れるか不安なマイホームを買うより、即座に引っ越しが可能な借家暮らしを好む傾向にあるようです。

まとめると、アメリカはマイホーム購入派が多いようですが、近年は借家暮らしが増えているようです。

中国

中華人民共和国の国旗 - Wikipedia

世界一人口が多い中国ではマイホームを購入する人が多いようです。
持ち家比率もかなり高めだとか。

中国では男性はマイホームを持って一人前という風潮があり、結婚もマイホームを持っていないと難しいとか。

これには、農耕民族だった歴史から土地と家に執着があるのではと分析されています。
また、アメリカと同様に投資的な側面もあるとか。

中国のマイホームの歴史はというと、まだ短かったりします。

中国では住宅は勤務先から提供される「住宅分配制度」が採用されていました。
そして、多くの企業は原則国営だったため、間接的に国から住宅が提供されていました。

しかし、1978年に「改革開放」と呼ばれる体制の改革が行われました。
この政策をきっかけに中国の経済は飛躍していくわけですが、住宅に関しても個人間の売買が認められるようになったようです。

まとめると、中国もマイホーム購入派が多いようです。
そしてその目的は投資的な側面と、結婚時の自分の資産の証明を目的として購入するようです。

ドイツ

ドイツの国旗 - Wikipedia


住宅先進国のドイツですが、実は持ち家比率が50%以下と低く、借家暮らしのほうが多いようです。

ドイツでは融資の金利が低いため購入したいという人は少なくありません。
しかし、住宅の価格や仲介料金が高すぎて買えないという人が多いようです。

住宅の価格が高騰する原因は、移民受け入れによる人口の増加が挙げられます。
住宅の供給が追い付いていないとか。

また、ドイツでは100以上前に建てられた空き家が放置されていましたが、近年では有志の市民が買い取って改修し、集合住宅として住んでいる人が増えているようです。

改修された住居は安く借りれるという利点があります。
また、ドイツの若い人たちは見知らぬ人とアパートをシェアして暮らすというのが珍しくないため、集合住宅にも抵抗がない人が多いようです。

以上の理由から、ドイツではマイホームよりも借家暮らしの人が多いようです。

余談ですが、このような改修した集合住宅はコミュニティーハウスと呼ばれ、一つの大きなグループとして生活しています。
住民たちが週替わりで料理したり会話を楽しんだりしているとか。

ドイツは住宅先進国とよく言われますが、このコミュニティーハウスも例外ではなく、窓にトリプルガラスを採用したり、断熱材を追加したりなど省エネ仕様のものもあるようです。

ロシア

ロシアの国旗 - Wikipedia

世界で最も寒い地域があるロシアでは、マイホームこそ少ないもののアパートを所持している人が多いようです。

この背景には、ソ連崩壊が関わっています。

ソ連時代には国から市民にアパートが支給され、ソ連崩壊時にそれらが住民の私物になりました。
そのため、戸建ての家は少ないが持ち家比率が高いという状況のようです。

また、極寒であるがゆえに集合住宅のほうが暖房に合理的だとか。
ロシアぐらい寒いと、日本のように個室ごとに冷暖房をするより、家全体をセントラルヒーティングを使って温めたほうが効率がいいようです。

上記に加え、極寒であるがゆえに通勤や通学に便利な都市部に人が集中し、自然に集合住宅が増えたという背景もあるとか。

このような事情から、ロシアは集合住宅に住んでいる人が圧倒的に多いようです

ブラジル

ブラジルの国旗 - Wikipedia

地球の裏側にあるブラジルの住宅事情ですが、調べてみても残念ながら情報はあまり見つかりませんでした。

持ち家比率自体は7割以上と高いようですが、戸建てが多いのか、アパートやマンションなどを所持している人が多いかもよくわかりません。

短めですが、ブラジルに関してはこれ以上の情報は見えてきませんでした。

結局人間は本能的に戸建てのマイホームを好むのか?

「人間は本能的に戸建てのマイホームを好むのか?」という今回の疑問に対するクロセの回答は「わからん!」です。

我ながらひどい結論(;´∀`)

パッと見ると各国の住宅事情は、本能よりもむしろ国の状況や世論に適応しているように感じました。

もちろん、買いたくても買えないという人も多いと思いますし、いろんな事情でお金を十分に持っている人でもマンションに住む人もいると思います。

しかし、お金のしがらみがないと思われる、世界長者番付のトップ10を見ると戸建てに住んでいる人のほうが多いようでした。

余裕があればやっぱり人間は戸建てに住むことが落ち着くのかもしれませんね。

終わりに

今回はいつもと全く毛色が違う記事を書いてみましたが無駄に時間かかりましたし疲れました。
おそらくですが、PV数も全く稼げない記事になると思います。

というわけで、たぶんこういう記事は二度と書かないっす笑

ただ、気になったことを調べることは単純に面白かったです。

しかし、いろんな国の状況をみると日本の中古市場は特殊に感じますね。
他国では中古住宅が高騰していくのに対し、日本では維持もできない。

価格が落ちることで固定資産税は減りますし、安く買えて幸せっていう人もいるかもしれませんが。
買った立場からすると、維持されるなら将来売って終の棲家作りやすいのにねと思ってしまいます。

けど日本人って新しいもの好きだししょうがないのかもしれないなあと。
クロセも超高性能な中古戸建てが安く売っていても、多分新築するでしょうし。

ちょっと話がそれましたが、皆さんも気になることがあったら、家づくりとは関係なくても調べてみると面白いかもしれません。

では。

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