吹き抜けは空調の敵!?

吹き抜け
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結構いまさらな話ではあるんですが、このブログはブログ村のローコスト住宅カテゴリーに登録しています。

理由としてはアイ工務店がカテゴリーになかったというのと、ローコストを売りにしているメーカだからです。

ただ、今思うとアイ工務店ってローコストというよりは、高くないって感じですね。

いやまあローコストにも対応はしているんですが、クロセの家だとローコストって感じじゃないよなーと思ったわけです。

一応大手と比較したら500万以上は安く済んだのでローコストで登録していましたが、そのうち高気密・高断熱カテゴリーに変更するかも。(´∀`;)

では本題入ります。

今回は吹き抜けについてですね。

リビングに吹き抜けを設けることで広々とした雰囲気が生まれ、狭小地でも日射取得をしやすいというメリットがあります。

一方で、無駄な空間の温度調整をするためのエネルギが余分に必要なことや、コールドドラフトによる冬の寒さがデメリットとして挙げられることが多いです。

今回はこの吹き抜けについて、自分なりの考えをちょっとお話してみようかなーと思います。

吹き抜けが寒いは本当か?

その解放感や明るさで人気のある吹き抜けですが、一方で冬場には上から降りてくる寒さがあることが欠点として挙げられ、温かさを重視したい人からは避けられる傾向にあります。

結論から言ってしまうと、吹き抜けが寒いのは家の気密性・断熱性が不足していることが原因であり、これらが十分であればこれを避けることができます。

ではどれくらい気密性と断熱性があれば大丈夫といえるのでしょうか?

正直なところ私はわかっておりません。(;´Д`)

私の家の設計にも吹き抜けは入れているのですが、いかんせん実物がないので何とも言えないんですよね。

ただ、感覚的に断熱性を示すUA値はその地域のHEAT20のG2クラス、気密性を示すC値は換気に必要といわれる1.0以下に抑えたらいいのではないかと思います。

ブログを見て回るとHEAT20のG1クラスでも十分に暖かくなるとおっしゃっている方もいました。

あと、吹き抜けの箇所に設置している窓は特に重要じゃないかと思います。
どんなに壁の断熱性を上げても、窓から冷気が入ってきてしまいますからね。

とりあえず吹き抜けを付けたいけど寒いのは嫌だという人は、前述のUA値、C値を目指すといいと思います。

C値に関しては設計ではなく、そのメーカ・工務店の技術に左右されますので、気密測定の実績を聞いて実現できそうになければ避けたほうが無難でしょう。

寒さを防ぐために吹き抜けを使って室内全体を空調

吹き抜けで寒さを避けるために高気密・高断熱が重要であることを記載しましたが、次はその寒さを防ぐ温度調整方法です。

高気密・高断熱でもエアコンを付けたり切ったりしても部屋はなかなか温まりません。
部屋を温める場合は、1Fにあるエアコンを常時つけっぱなしにすることが大事です。

吹き抜けのある場所で1Fのエアコン暖房を効かせることで以下のように空気が動きます。

①1Fのエアコンで空気を暖め始めます。
②エアコンによって1階の部屋が温まりますが、温まった空気は吹き抜けを通って上に行き、冷たい空気は下に降りてきます。
冷気が下りてきて暖気が上がるという循環を繰り返すことで、理論的には室内全体を1Fのエアコン1つで温めることができます。

温めた空気は自然に上へ、冷気は下に行く性質を考慮して吹き抜けで空気を循環させ、室内全体を温めることで寒さを防ぐわけですね。

これは吹き抜けがあるからこそできる空調方法です。
ただのリビング階段ではそこまでうまく循環しないと思います。

ただ、気密と断熱が十分ではないと温めたそばからすぐに冷めてしまうため、高気密・高断熱が重要になるわけですね。

余談ですが、この方法では電気代がかなりかかりそうに見えますが、エアコンが一番電力を消費するのは部屋の温度を変える時であり、維持にはそこまで消費しないそうです。

そのため、つけっぱなしにして部屋を温め続けてしまえば、そこまで消費電力は大きくないそうです。
(~~そうですばっかりやな(´∀`;))

ただし、これも高気密・高断熱であることが条件です。
気密と断熱が十分ではないと、温めた空気が次から次へと外に出てしまうので電力を余分に消費してしまいますので気を付けてください。

あと、この方法では室内全体を1Fのエアコンで温めることを想定しているため、1Fのエアコンにはそれ相応の性能を求められることは留意してください。

夏場にも応用しよう

さて、高気密・高断熱の家では吹き抜けを利用することで部屋全体を温めることができ、そしてそれによって寒さを防げることを説明しました。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、夏にも冷気と暖気の性質を利用することで室内全体を冷やすことができます。

図としては以下のようになります。

①2Fのエアコンで空気を冷やし始めます。
②エアコンによって2階の部屋が冷えますが、冷えた空気は吹き抜けを通って下に行き暑い空気は上に昇ってきます。
冷気が下りてきて暖気が上がるという循環を繰り返すことで、理論的には室内全体を2Fのエアコン1つで冷やすことができます。

暖房と異なるのは2Fのエアコンを利用するということですね。
えた空気は下に降りていくことを利用しています。

またまた余談ですが、この冷暖房の仕組みを利用して、エアコン2台で家全体の温度調整をしている家があるようです。

具体的には屋根裏と床下にエアコンを1台ずつ用意し、冬は床下のエアコンで暖房を、夏は屋根裏のエアコンで冷房を効かせて温度調整をするというものです。

ただし、これには十分な知識が必要であるため、過去経験がないようなメーカや工務店でやろうと思ってもそう簡単にうまくいくものではないそうです。

必ず経験のある設計者に担当してもらってください。

私たちの場合は屋根裏や床下ではなく、無難に1Fと2Fにエアコンを1~2台ほど設置して前述のような冷暖房をすることを目標にするのがいいと思います。

シーリングファンで効率アップ

吹き抜けの空気の循環をより効率よく行うにはシーリングファンが効果的です。
↓の様な天井についているプロペラみたいなやつですね。

これはただ外観を飾るだけのものではなく、扇風機の様に空気を送り込んで天井付近と床付近の空気を循環させる働きをしてくれます。

部屋全体を効率よく温めたり冷やしたりすることができるので、吹き抜けにつけることで消費電力を抑えることができるそうです。

欠点としてはプロペラの上にほこりが溜まってしまうことですね。
場所的に掃除がしにくいので、何かしら掃除をする手段を考える必要があります。

お金がかかりますが、昇降が可能なタイプにすることで掃除が容易になります。

ちなみにクロセはこの掃除ができる自信がないスボラな男なのでつけませんでした。

シーリングファンじゃなくても扇風機やサーキュレータなどでも少しは循環効率が良くなると思います。

おわりに

今回は吹き抜けでも寒くない方法というよりは、吹き抜けを利用した空調方法を説明してみました。

すでに家を建ててしまった方は対策が難しいですが、これから家を建てる方の中で吹き抜けを付けたいと思っている人は参考にしてみてください。

キーワードは「高気密・高断熱」「24時間空調」です。
また、エアコンを選ぶ際にも室内全体を空調するのに適切なものを選ぶように心がけてください。

最適なエアコンの選択には下記のさとるパパさんの計算ツールが便利です。

暖房負荷から必要なエアコン能力(kW)を計算するツール
エアコンを購入するときは、部屋に合った冷暖房能力のエアコンを選ぶ必要があります。ここでは、エアコンの木造 6 畳などの表記に問題があることを紹介し、エアコンを選ぶ際に参考となる情報を提供したいと思います。後半には、Q 値(熱損失係数)などか

ひと昔前はコールドドラフトのデメリットが強調されてきた吹き抜けですが、今は家の性能も上がり、逆に1台のエアコンで室内全体を空調できるというメリットが出てきました。

ただ、同じ気密・断熱であれば、吹き抜けがないほうが部屋は温まりやすいし、消費電力が小さいのも事実です。

自分がどのような環境を望むかを考えて、いいと思ったほうを選択してください。

では。

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