家について勉強する意義

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相変わらずの暑さに頭がくらくらしますが、皆さん熱中症にはなっていませんか?
こちら京都は38℃に達した日もあり、とてもじゃないですが子供の散歩もできません。
水分補給はしっかりし、家では我慢せずエアコンをじゃぶじゃぶ使っていきましょうね。

本題ですが本日は家について勉強することについて、メリットを挙げていこうと思います。
まあ、すでにさんざん語られている話ではあると思うんですけどね…
一応、このブログを見に来てくれている人向けにということで、私なりの考えを
話してみたいと思います。

すでに勉強しているよという人も、目的とか考え方に違いがあるかもしれません。
こういう考え方もあるのか!という引っかかりになれば幸いです。

自分の欲しい家を入手する方法がわかってくる

皆さん家に一番望むものは何でしょうか?

高気密高断熱の家? 地震に強い家? おしゃれな家?
人によって重視するものは異なってくると思います。
クロセの場合は高気密高断熱の家を求めたので、今回はこれを例にとってみましょう。

クロセの場合は正確にいうと高気密高断熱の家ではなく、冬の温かさというのを
重視して考えていました。
そこでクロセが思いついた方法は床暖房をつけるでした。今思うと失笑ものですね(;’∀’)
(まあクロセ家には結局床暖房をつけることにしたのですが)

結論からいうとしっかり勉強していないと目的に対して正しい方法が選択できないのです。
それどころか必要なものが意外にお金をかける可能性も出てきます。

ちょっと別の製品に例えてみましょうか。
あなたがパソコンを自作するとして、最新のゲームをやるためにどのパーツにお金をかけたら
いいでしょうか?
ある程度知識のある人ならCPU、グラボ、メモリあたりにお金をかけることで、
それを満たすことがわかりますし、さらに知識のある人なら過不足なくパーツを
そろえられるでしょう。

では知識がない場合どうなるか?
必要のないパーツにお金をかけてしまったり、逆に必要なものが欠けていたり、
目的に対して仕様を満たせていない可能性が高いでしょう。

最低限、動かすことはできるとしても不満がたまってしまいますよね。
家で考えると寒いかったり、電気代がかかったりするような家になってしまうわけです。

というかどういった選択肢があるかもわからないので、
せっかくの注文住宅なのに自分で選ぶということができないんですね。
ただただ営業に勧められたものを買うことしかできないわけです。

では家の勉強をした後のクロセはどうなったでしょうか。
まず温かい家を目指すには高気密高断熱の家が有効ということがわかりました。
これなら冬は暖かくしやすくなるだけでなく、なんと夏も涼しくしやすくなります。

次に高気密高断熱にするにはどうしたらいいか?
高気密であればそれらを数値として出したり、気密測定をしていたりとそういった意識のある
ハウスメーカを選ぶことで、高気密を満たす可能性が高くなります。

高断熱であれば断熱材の厚みを増やしたり、窓を樹脂サッシのトリプルガラスを採用したり
することで満たすことができます。

更に深く知識を身に着ければ、地域に応じて適切な窓や断熱材の厚みを必要なものだけ選び、
余計なお金を使うこともなくなるでしょう。

上記がわかってくればハウスメーカを選ぶ際も、自分の望む仕様を満たしてくれるメーカを
選ぶだけで済むので、明らかに目的から外れたメーカに合い見積もりする必要がなくなります。

いい点・悪い点をひっくるめて選択ができる

家づくりにおいては、基本的にすべてにおいて完ぺきな手段というのはなかなかありません。
何事にも一長一短があって、それを選択するする必要があるわけです。

ただ、知識がないと営業さんの言ういいところばかりに目が行ってしまい、
欠点に後から気づいて後悔をしてしまうわけです。

また、知識がないと別の解決手段があるということにも気づけない可能性があります。
1つ前の話でも述べている通り、選択肢が生まれてこないのです。

かといって営業さんに欠点を聞いても悪いところなんてなかなか教えてくれないわけです。
そりゃ自分に不利になるようなことは言えないですよね。少なくとも契約するまでは。

だからこそ自分で調べてそれらを含めて判断できるようにしておくべきだと思います。

もしかしたらそのデメリットが思っていた以上に大きいということもあるでしょうが、
自分の選択した方法なので後悔は薄いでしょうし、
営業さんに勝手に決められた仕様よりは満足度は高いと思います。

理想としては営業さんがいい点を話す一方で、こちら側が欠点を指摘し
そしてどれがいいかを話し合うというのがバランスの取れた会話になると思います。

まあ、いい営業さんだとこちらが指摘するまでもなくいい点悪い点を挙げてくれるし
選択肢も用意してくれるんですけどね。全員が全員そうでないというのが現状です。

営業との話で役に立つ

知識もなくハウスメーカの営業さんと話すとどうなってしまうでしょうか?

例えば何も知らずに話をした場合、営業さんは一つ一つを詳しく説明しなければならなく、
結果として話はなかなか先に進まないし、時間がかかってお互い疲れるでしょう。
つまり、会話のレベルが低い状態から始めないといけなくなるわけです。

また、営業さんも自分のメーカを選んでもらう必要があるため、
洗脳に近いレベルでいい点をひたすらアピールしてきます。
こっちとしては必要な話だけ聞いてサクッと終わりたいのに無駄に時間が取られます。

更に悪質な人だと、こちらがわからないことをいいことに必要のないオプションを追加したり、
ばれにくいように嘘をついたり、他社が悪く聞こえるよな話をしてくる
ことでしょう。

では勉強をしておくことでどのように状況が変わるでしょうか?

まず、嘘やごまかしはすぐにわかるようになります。
断熱の話をしているとよく出るのがUA値についてですね。
メーカは具体的な数値を出さずあったかいですよとだけアピールしてきたり、
UA値が低い家は窓が少ないだけといわれるのはよくありますね。
あとはオール樹脂の窓は耐久性に欠けるとか、グラスウールはかびやすいもよく聞きますね。
これらは全くの嘘というわけではないのですが、誤解を与える表現ではありますね。

一応言っておくと、あったかいかどうかはUA値で出してもらえれば大体わかるし、
窓が普通にあってもUA値が低い家はあります。
オール樹脂の窓も今では耐久性が十分あることが実績でわかっていますし、
グラスウールは正しく施工すればそこまでかびることはありません。

これらは勉強していないとなかなかわからないものです。
特にグラスウールは、私もしばらく使用すべきではない安物の断熱材という認識でした。
だまされないためにも、勉強が必要なわけです。

更に、勉強をすることで営業との会話がスムーズになります。
前述のとおり勉強をすることで自分がどのようにしたいかというのがわかっているはずなので、
営業さんにはそれが満たせるのか、満たすためには費用がどの程度かかってくるのか、
他に有効な手段はないのかなどを訪ねていけばいいわけです。

まあ、疑問に思うことも増えていくので話す量自体が結局増えるなんていうことも
ありますけどね(;´Д`)
けどそれは無駄な会話ではなく、大抵有意義な会話につながるものです。

営業の話に対しても、初歩的なことを1回1回質問する必要がないため話の腰が折れませんし、
自然と会話のレベルが高くなっていくことでしょう。

上記に加えて、こちらの知識があることが分かれば営業さんの見る目が変わります。
下手なことも言わなくなるし、対応の本気度も変わってきます。

大手であれば、こちらが勉強していなくてもある程度のレベルで仕上げてくれると思います。
ただ、ローコストを売りにするようなメーカで作る場合は、十分に勉強し、
営業さんに一目置かれるようになるべきでしょう。

少し話が変わりますが、持論として、家はハウスメーカに任せっきりにするものではなく、
お互いが意見を出し合い、作り上げていくものだと思っています。

こっちは大金出しているんだしメーカのほうがプロなんだからしっかりしてという人を
ブログなどでお見かけますが、クロセの感覚としては大金を出すのに何で勉強をしないの?
という感じです。

知識もなく、人生で一番高い買い物をするって怖くないですか?
しかもオーダーメイドですよ?
せっかくいろいろ選べるのに、大金を出して言われるがままの家を建てるのですか?

厳しいことをいうようですが、基本的なことを調べることもできないようでは、
注文住宅よりもマンションを買ったほうがいいと思います。

確かにこちらがどんなに頑張ってもダメな時もあるでしょうが、
まずは他責思考にならないように、自分が何か悪くなかったか考えてみるといいとおみます。

少し話がそれましたが、ここで言いたいのは勉強をしておくことで、
営業との話はスムーズになるし、営業にしっかりした人という印象を付けることができる
ということです。

営業さんのレベルを推し量ることができる

1つ前の営業の話とつながってきますが、こちらが勉強をしておくことで
営業さんの知識が豊富かどうかをある程度判断できます。

これは人件費削減のために、営業さんの営業が大きくなりがちなローコストメーカ
相手にする場合は非常に重要な要素です。

営業さんの影響が大きいということは、知識のない営業さんに当たってしまうと、
こちらの話を理解できなかったり、わからないのに適当にごまかして調べなかったりは
もちろんのこと、必要な手配ができていないなんてこともあるでしょう。
もう言ってしまうと大体仕事ができない人が多いです。

これは持論ですが、知識があるかどうかというのは仕事の質に直結すると思っています。
仕事ができる人は客の要望に応えられるように勉強しているし、
わからない場合も後で調べてさらに知識を身に着けていくわけです。
単純な話が仕事に対してのモチベーションが高いわけです。

モチベーションがあるから勉強もするし、それが仕事につながっていく。
そしてそういう人には仕事が集まり、さらに経験を積んでいくわけです。

逆にやる気のない人が自ら進んで勉強なんてなかなかしないでしょう。
また、勉強をせず、売り込むこと「だけ」に力を入れる人も少なくないでしょう。
家について話をしてもこちらの質問に対して回答できないことも多々ある。
間取りもただ並べただけで、配置の目的を聞いても納得の回答は得られないでしょう。

しかし、こちらが勉強をしていないと、そういった営業さんを見極めることができず、
結果、彼らに言いくるめられてあれよあれよという間に契約を結んでしまうわけですね。

こういったことがないように、ある程度の知識を自主的に身に着ける必要があるわけですね。

家づくりが楽しくなる

個人的に一番大きなメリットと思っているのですが、いろいろと勉強をすることで
想像が広がり、自分の家をいろいろ考えるのが楽しくなります。

そもそも、何ができるのかということがわからないと、想像をするにも
抽象的な想像しかできないんですよね。

けど勉強をしていくことでいろんなものが具体的に想像できるようになります。

どういう間取りが動線的に最適なのか、日射的に最適なのか。
断熱材は何をどれくらいの厚み使用するのがいいのか。
屋根や壁は何を採用するか?換気はどうする?窓の配置は?

こんな風に次から次へと妄想が膨らむものです。
クロセもまだ1件目を建てていないのにもう2件目を妄想しています。
これがまた楽しいんですよ。
ぼくがかんがえたさいきょうの家を妄想するのいいですよ~。

あと営業さんや不動産屋と会うのが大変という人も多いと思いますが、
これも勉強をすることで楽しくなっていきます。
彼らはいくつもの家を見てきているから当然知識が豊富な人が多いです。
そんな人たちと家の話をするのが本当に楽しくなるんですよね。
別に専門家じゃなくても、例えば友達や先輩と話すのも楽しいもんです。

家がついうっかり高くなる

これは家の勉強をした時の唯一の欠点だと思います(-_-;)

本やブログに載っている家ってやっぱりいい家が多いので勉強をすると
そういった家へのあこがれが強くなるんですよね。

けど、当然ながらこだわればこだわるほど家は高くなります。
断熱材なんてもうわかりやすくてお金を出せば出すほど性能が上がりますしね。

こだわり過ぎてついついいろいろつけてたらオプション金額がえらいことに
なんてならないように気を付けたいですね。(;´∀`)

勉強ってどうしたらいいのか

勉強したらいいのは分かったけど、じゃあ勉強をする方法は?
とお思いの方は結構いると思います。

個人的にはまずいろんな人のブログを見るところからスタートでいいと思います。
クロセの場合は高気密・高断熱を目指していたのですが、
ネットでも有名なくろーばーさんというかたのブログをのぞかせてもらいました。

泉北ホームで家を建てられた方で、本人曰く普通のサラリーマンらしいですが、
専門家の方からも一目置かれているブロガーさんです。
高気密・高断熱を勉強したい方はぜひ一度のぞかれるといいと思います。
くろーばー 泉北ホーム 高断熱 とでも検索いただければすぐ出てくるでしょう。

間取りなんかもamebaあたりでいろんな人のブログをのぞいて、
その人がそれに対してどう思っているか書いていることを読んでいるうちに
自然に自分ならこういう間取りにしたいなーなんて思いが出てくると思います。

ただブログって必ずしも正しいとは限らないので、ある程度勉強したくなったら
やっぱり本を読むことをお勧めしたいですね。
本ってそれ1冊である程度満足できるようにできているので、情報量が膨大過ぎず、
かといって少ないわけでもないので、基礎を学ぶのにぴったりなんですよ。

一応、このページでもいくつかお勧めの本を選んでいるので気になったらとりあえず
1冊買ってみてはいかがでしょうか?

ツイッターではクロセも参加している#家系ブログを盛り上げる会というハッシュタグで
検索いただければいろんな人のブログが出てくると思います。

どの形態でも構わないので、まずは家の話についてなれるところから始めてみてください。

最後に

さて、いろいろと勉強をするメリットを述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?
少しは勉強をしようかなと思っていただけたでしょうか?

一応メリットを軽くまとめましょうか
・自分の欲しい家を手に入れる方法がわかり、選択をするということができるようになる
・営業との話がスムーズになり、嘘やごまかしがわかるようになる
・営業の実力を見極められるようになり、ダメそう(失礼)な人を避けることができる
・家の話をするのが楽しくなる!

まあ正直あまりピンと来てない方が多いと思います。実体験が大事ですからね。
逆に勉強した人ならなんとなく納得いただける内容になったのではないでしょうか?

かくいうクロセも偉そうなことを述べていきましたが、勉強を始めたのって
ある程度各社との話が進み始めてからなんですよね。恥ずかしい限りです。
ただ、それでも一定の効果はあったからこそ皆さんにも勧めたいんですよね。

今振り返って思うことは、やっぱり勉強しておけばもっと容易にメーカを選択できただろうし、違うメーカを選んでいたかもしれません。少なくとも大手メーカは訪ねていないと思います。

ただアイ工務店で後悔しているかというと今のところは後悔していません。
対応力があるので、あとから勉強して気づいたことも対応してくれたし、
たまたまではありますがすごく助かっています。

メーカによってはうまくいかなかったかもしれません。
だからこそ皆さんは失敗しないように、いろいろと勉強していただけたらと思います。

では。

クロセのやる気スイッチです。
押していただけるとクロセのモチベーションがアップします。

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